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274.ブラームスからヘルツォーゲンベルクへ [イシュル]1895年8月8日 親愛なる友へ 今回私は大喜びで小包(1)クラリネットとピアノのためのソナタ、作品120。を開けました。先ず、エンゲルマンからは、あなたが目を悪くしてグラーツにいると聞いておりましたからです。この手紙は家から送られており、心待ちにしたあなたの筆跡ですので、心配は無用 と思ったからです。さらに嬉しかったのは、あなたが困難な人生の最中にアイヒェンドルフ――私たちの青春時代に大変愛された詩神――を忘れていなかったこ とです。 たしかに歌曲は(音楽も歌詞も)哀愁に満ちたものですが、忘れがたい魅力と可憐さの想い出を歌っており、聴いてみて、悲しみに打ちひしがれることはないでしょう。 お元気かどうかお便りを下さい。あなたのような勤勉な方はいつも尋ねられる質問でしょうが。 ではさようなら。ゆっくりと鑑賞する様子を心に描いてください。 J.ブラームスより
(1)ヘルツォーゲンベルクの ソプラノのための「悲しき歌(Elegische Ges??nge )、アイヒェンドルフ詩、作品91」。 |

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