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276.ブラームスからヘルツォーゲンベルクへ [イシュル、1896年6月] 親愛なる友へ 私は筆無精なので、さらに手紙を期待することはできませんが、互いに消息を知らないのは非常に残念です。私は夏の宛先を知りたいのです。私は軽い曲をまもなく送りたいのです。この曲は私の非キリスト教主義をあなたの新聞(1)で攻撃する種になります。他の非妥協的な曲は出版には向きませんが、ピアノ編曲版(2)で見ていただきたいのです。 あなたはオーストリアには来ませんね。ましてイシュルには。 いずれにしても宛先を知らせください。ではあなたとご同居の方にもよろしく。 J.ブラームスより (1)「四つの厳粛な歌、作品121」。ブラームスはこの歌のテキストが非教義的で内容がすごいために出版には若干気がとがめていた。 (2)おそらく死後出版された「オルガンのためのコラール前奏曲」であろう。 (3)ヘレーネ・ハウプトマン(Helene Hauptman)はモリツ・ハウプトマンの娘でヘルツォーゲンベルク夫妻の昔からの友人。夫人の死後ヘルツォーゲンベルクの身の回りの面倒を見ていた。
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




「4つの厳粛な歌」を聴きました。
トラックバックさせていただきます。
2008/2/19(火) 午後 9:55 [ otheR wind ]
彼は1890年代に親しい友人を失いましたが、そのことが「4つの厳粛な歌」に反映しているのでしょうか。「4つの厳粛な歌」は聴いた事がありますが、CDを持っていません。フィッシャー・ディスカウの歌を聴かれたのですね。私も買います。TB有難うございました。
2008/2/19(火) 午後 10:37 [ fminorop34 ]