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277.ヘルツォーゲンベルクからブラームスへ ロルスチャッハに近いハイデ、スイス 1896年6月1日 親愛なる友へ 何か良いことがありそうなのは今日が日曜日だからですか。あなたからの良い便りとわくわくするような異教的音楽の――どんな音楽でも――見込みが。では私の秘密の隠れ家を教えましょう。六月の初めからここにいます。役に立たない素材を、その上に母なる自然に刺激されて作曲しています。どうも自然に責任があると考えられます。 曲を外国に運び出す良い方法は「経済新聞、書留」のラベルを貼ることです。これが一つの方法です。何と言っても一番良いのは汽車で自分が持っていくことです。八月までずっとここに静かにしています。スイスにはなぜ来られないのですか。九月の終わり頃にはグラーツ経由でベルリンに帰ります。まだイシュルにいらっしゃいますか。帰り道からこの程度外れるのは調整できます。それとも九月29日頃にはウィーンにおられますか。 私の敬虔な心から、格言を想い出してください。「信仰を持たぬ人は感情を持つ。」私は何も信仰していませんが、結果として感情を体験しました。 今日はとくに。ヘレーネ(1)からよろしくとのことです。 あなたのヘルツォーゲンベルクより (1)へレーネ・ハウプトマン。
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



