|
278.ヘルツォーゲンベルクからブラームスへ ハイデ、1896年7月15日 親愛なる友へ 「厳粛なる歌(Ernste Gesange)」に大変感謝します。あなたは驚異的な成果をあげておられます。聖書の言葉を、教会や典礼から離れて、独自の自由な方法で作曲する。こんなことを考えた人があなた以外にいるでしょうか。歌手たちはどう歌いますでしょう。彼らが晩餐後の客間で、「さらに肉のもてなしを受ける」人を歌っていたのを耳にしたことがあります。愚行には限りがありません。しかし、私は真面目に、この曲はどれに分類すべきか考えてみました。どの音楽にも相応しい場合があるはずです。あなたは肩をすくめて、このように素晴らしい深みのある音楽を創る喜びをすでに味合われたのでしょう。私もNo.3の技巧と表現の力量に敬意を表してそうします。ホ長調のパートに酔いしれて名残を惜しむことでしょう。このように豊かで、ほろ苦く、憧れに満ちた和声の曲を聴いて時を過ごすのを惜しむ人がいるでしょうか。そして第四曲の美しいロ長調の旋律と第二曲の全体。パートによっては早く終わらないのですが、それが最上です。突然新しい美しい節が登場するからです。 スキャンダルが予想されます。私も唇を舐め、肩をすくめて、友人の牧師にこの曲を手渡し、取り組ませることにしましょう。 では。私はあなたとどこでお会いできますか。ハイデ、イシュル、それともウィーンでしょうか。 昔から誠実なあなたのヘルツォーゲンベルクより
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 洋楽

桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



