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閑さや 岩にしみ入 蝉の声 松尾芭蕉 Serenity Serene prevailing Cicadas' songs in chorus pierce Through rocks so solid. Matsuo Basho 英訳大意 一面の静寂 蝉の合唱が透る 硬い一枚岩。 芭蕉 今回の英訳は5・7・5の音節で構成すると同時に、英語としては比較的成立しやすいとされる弱強格(iambic)を工夫してみた。すなわち、非強調音節と強調音節の繰り返しである。一般に静かな調子が出るとされる。ただし各行の音節数が5・7.5と奇数である例は英詩ではあまり見たことがない。あくまでもパズルである。弱強格のパズルとしては成功している様だが、英語になっているのか。俳句の訳になっているとは思えないし、芭蕉の意図に反していることは明らかである。最後の行はわざとらしい。それにしても言語構造の違う詩の訳を改めて反省させられた。 ただこの失敗で勉強にはなったので、失敗例として投稿しておくことにした。俳句を訳すのにはまだ修行が足りないということであろう。奇数行と弱強格との相性の問題もあるのかもしれない。 以下は上の訳の音節分解とアクセントがある音節を大文字で表記した。 Serene prevailing
Cicadas' songs in chorus pierce Through rocks so solid. |
俳句
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