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今はイタリアに眠るサーシスと語るマシューは、ギリシャの牧歌ダフニスを連想しながら二人の友情のシンボルである楡の樹を求める。そして自然の番人と思われるジプシー博士の消息を求める。 Thyrsis VII Thou hearest the immortal chants of old!--
Putting his sickle to the perilous grain
There thou art gone, and me thou leavest here
In the hot cornfield of the Phrygian king,
For thee the Lityerses-song again
Young Daphnis with his silver voice doth sing;
His sheep, his hapless love, his blinded eyes--
Sings his Sicilian fold,
And how a call celestial round him rang,
And all the marvel of the golden skies. And heavenward from the fountain-brink he sprang,
Sole in these fields! yet will I not despair.
A fugitive and gracious light he seeks,
Despair I will not, while I yet descry
'Neath the mild canopy of English air
That lonely tree against the western sky.
Our Gipsy-Scholar haunts, outliving thee!
Still, still these slopes, 'tis clear,
Fields where soft sheep from cages pull the hay,
Know him a wanderer still; then why not me? Woods with anemonies in flower till May,
Shy to illumine; and I seek it too.
Mathew Arnold
This does not come with houses or with gold,
With place, with honour, and a flattering crew;
'Tis not in the world's market bought and sold--
Drop by, and leave its seeker still untired;
But the smooth-slipping weeks
Out of the heed of mortals he is gone,
Yet on he fares, by his own heart inspired. He wends unfollowed, he must house alone; サーシス その七 君は永遠に歌い継がれる昔の歌を聴いている− プリュギアの王の暑い穀物畑で 命がけの作物に鎌を当て 若きダフニスは銀の声で 再び君に歌うリチェルセスの歌。 彼が飼うシシリーの羊たちは歌う 彼の羊、不幸な恋、失明 − 彼の周囲から、飛び降りた絶壁から 天に向けて鳴り響いた声 そして黄金の空の不思議を。 君はそこで死に、僕をここに この野に残した!だが僕は絶望しない。 僕は絶望しないで見つけ出す イギリスの穏やかな天空の下で 西の空を背にした寂しい樹を。 まだ、まだ、この斜面に、きっと 僕らのジプシー博士が棲み、君より長生きのはず! 小屋の羊が干草をむしる野原も アネモネが五月まで咲き誇る森も 放浪者も彼を知っている。僕だって! 彼が求めるのは移ろいやすく 輝きを恥らう光。僕もそうだ。 これは家柄や資産でも 地位、名誉、媚びる仲間でも 世界の市場で売買されるものでもない− だが滑りやすい時期が訪れ まだ探し疲れてはいないよ。 人の注目から彼は逃れた 独りで去った。きっと独りで住んでいる。 心の趣くままに暮らしている。 マシュー・アーノルド * プリュギアは触る物をすべて金にしたミダス王の治めていた国の名前である。
* Lityerses(リチェルセス?)ミダス王の息子で収穫作業の競争で彼に敗れた男の首を刎ねたが、ヘラクレスに敗れて殺された。 * ダフニスは古代ギリシャの物語に登場する美貌の牧童。彼に恋をした妖精の愛を拒み。怨まれれて盲目にされる。彼は絶望して崖から身をなげた。 |
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




サーシスのシリーズで、緑の風景の写真を使われてますが、
イギリスですか?
ぼくはイギリスの緑の風景がすごく好きです。
だからNHKで入ってたシャーロックホームズのシリーズのDVDほしいのですが、7万円もするので、どうしようかなと迷っています。
2009/2/26(木) 午後 0:08 [ ダクセルくん ]
私も大好きです。イギリスの田舎の家の写真集を持っています。私はウィキの仕入れ・加工・販売業者です。ご関心があれば明記すべきでした。この詩はオックスフォード出身の仲良しがオックスフォードから近くの田園地帯で過ごした時期の想い出が語られます。ウィキの Oxfordshire Thames が大半です。さらに親友が眠るイタリアと交錯します。昨日の風景はシシリーの光景です。ウィキの訪問してください。
2009/2/26(木) 午後 0:19 [ fminorop34 ]
ウィキの仕入れ・加工・販売業者とはどんな仕事でしょう?
インターネット上で仕事するのですか?
写真集いいですね。
ぼく、写真集って、一回10分くらいで見たらそれで終わりだから、
お金がもったいなくて買えないんですが、
最近よい利用法を思いついたのです。
頭ぐあいとか悪くなって、何にも集中力を要する活動ができず、休まなければいけないとき、
ヒマだからと本を読んだりするとぜんぜん休みにならないんです。
かえって頭ぐあいが悪化してしまう。
でも写真を見るくらいなら、ほとんど集中力要らないし、できるわけです。
だから頭ぐあいが悪くなって休んでるときは、寝転がって写真を眺めよう、という方針にしたのです。
ぼくはあまり写真集がないので、雑誌や新聞からいい風景の写真を切り取って、ファイルに集めているところです。
2009/3/1(日) 午後 0:09 [ ダクセルくん ]
最近私がしている仕事は付加価値がなく非生産的であるということです。ウィキソースを仕入れ、ウィキショナリで加工し、ヤフー・ブログに投稿します。これはまさにウィキの仕入れ・加工・販売業者でしょう。
2009/3/1(日) 午後 0:25 [ fminorop34 ]
書籍の再販売がある外国では写真集は書店にセールで投売りされます。日本で威張っている本屋もこの類を仕入れているのではないかと思います。そして新書として高値で売っています。外国でこの類の写真集を買ってきました。いいですよ。アマゾンでもこんな本があるかもしれません。
2009/3/1(日) 午後 0:29 [ fminorop34 ]