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「今日の詩」が先日送ってきたキーツの詩。キーツが死の三年前に1818年に書いたエリザベス(シェークスピア)様式のソネットである。原詩は14行切れ目なしに連綿と書かれている。この形式が彼の心境に合っているのだろう。ただシェークスピアと同じ形式であることを確認するために4行ごとに段落をおいた。脚韻の構造はもちろん ABAB CDCD EFEF GG When I have fears that I may cease to be Before my pen has glean'd my teeming brain, Before high piled books, in charactry, Hold like rich garners the full ripen'd grain; When I behold, upon the night's starr'd face, Huge cloudy symbols of a high romance, And think that I may never live to trace Their shadows, with the magic hand of chance; And when I feel, fair creature of an hour, That I shall never look upon thee more, Never have relish in the fairy power Of unreflecting love;―then on the shore Of the wide world I stand alone, and think Till love and fame to nothingness do sink. Keats 1795-1821 僕が生を終えると思う時 僕のペンが溢れる知性を拾い終える以前に 倉庫を熟した穀物で埋め尽くすように 書物を文字で埋め尽くし終える以前に 僕が生を終えると思う時がある。 夜の星が瞬く空に高貴な恋物語を 象徴する巨大な雲を眺めて 幸運にもその影を探し当てる以前に 僕が生を終えると思う時がある。 もう二度と眺めることもない 「時」が織り成す美しい作品 軽い恋の魔力で風味が増すわけでもない と僕が感じる時がある――そんな時に 僕は広大な世界の海辺に独り立ちつくし 恋と名声が無に帰すのを思う。 キーツ
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キーツ
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




空しい詩ですね。
2015/6/13(土) 午後 8:35 [ 月の湖に映る雪 ]
自分が訳したことは確かなのですが、すっかり忘れました。ご関心を感謝します。
2015/6/14(日) 午前 0:53 [ fminorop34 ]