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王維の「竹里館」、何とか六音節で訳詩を完成したと言いたい所。なんと、第二行が字余りになった。他の行に一音節追加するのは容易だがその気になれない。今日はひとまず校了することにした。残念ではあるが、音節の不揃いをどう考えるかは今後の課題である。 竹里館 独坐幽篁裏 弾琴復長嘯 深林人不知 明月来相照 王維 独り座す幽篁の裏 琴を弾じて復た長嘯 深林人知らず 明月来りて相照らす Les bambous Les bambous plus berceurs Bénissent ma vie solitaire. Je renvoie ma douceur En chant à la Lune claire. Wang Wei 竹林 竹はさらに心を和ませ 私の孤独な生活を祝福する 私は友情を歌にし 明るい月に送る。 王維
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王維
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




漢詩についてはあまり知識がなくて、好きなものを時々読み返してみる程度なのですが...
王維の「竹里館」のこの一節は大好きです。言葉の構造上、フランス語にするとどうしても「我」が入ってしまうのは避けられないですが、竹林と調和するかのような孤独や、明るい月夜の静謐さが、fminorop34さんの仏訳を通して漂ってくるような気がします。
2009/5/15(金) 午前 6:10 [ - ]
みつるさん今日は。
恐縮です。フランス語の何たるかも知らず、ただ仏英辞典をクリックして遊んでいます。フランス語の音節数の数え方もよく知りませんし、フラン語の韻律もまだわかっていません。
2009/5/15(金) 午前 11:27 [ fminorop34 ]
fminorop34 さん、私は韻律については結構無頓着で(^-^;)(最近の仏詩の傾向を良い口実としているのですが)...、言葉に閉じ込められた瞬間の印象や、そこから発せられる風景にとても美しさを感じるので、fminorop34 さんのやっていることそのもの(様々な言語間の詩のキャッチボール?)に心を動かされるのかもしれません。詩には、言葉のエッセンスが凝縮されていると思うので...。そして、その「キャッチボール」からもエッセンスが浮き彫りになってくると感じているので...。
フランス語の構造的なウンチクを言えば切りがないし、それを私は好まないので、それはここでは忘れて、純粋にfminorop34 さんの訳に漂っている詩情を楽しませていただいているのです(日本語でも...^-^)。
(言語的なことについては、私の敬愛する仏人翻訳家ルネ・シフェールが日本の古典を神業のような仏訳でフランスに紹介しています。彼は、不可能と思われていた日本の俳句の5・7・5音節でさえも、フランス語でやった人で、その言葉の印象の美しさはもちろん、音の響きも本当に素晴らしいものがあります。。)
2009/5/15(金) 午後 5:36 [ - ]
みつるさん大変ご丁寧なコメント有難うございます。最近のフランスの詩は一向に知りませんので参考になります。言語間のやり取りと言えば聞こえが良いのですが、ただ無知による好奇心で遊んでいます。クロスワード・パズルより面白くて始めてみたのが契機です。
ルネ・シフェールは初めて聞く名前です。また調べて勉強させていただきます。有用な情報を感謝します。
2009/5/15(金) 午後 6:09 [ fminorop34 ]