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コールリッジ一族の系譜に興味を持ち、一族の詩人を紹介してきたが、まだサムエルの娘サラの詩が残っている。サラ・コールリッジは晩年といっても50歳にもならぬうちに病に倒れた。乳がんであるらしい。この時代には死刑の宣告である。 One Face Alone ONE face alone, one face alone, These eyes require; But, when that long’d-for sight is shown, What fatal fire Shoots through my veins a keen and liquid flame, That melts each fibre of my wasting frame! One voice alone, one voice alone, I pine to hear; But, when its meek mellifluous tone Usurps mine ear, Those slavish chains about my soul are wound, Which ne’er, till death itself, can be unbound. One gentle hand, one gentle hand, I fain would hold; But, when it seems at my command, My own grows cold; Then low to earth I bend in sickly swoon, Like lilies drooping ’mid the blaze of noon. Sara Coleridge (1802 – 1852) ただ一人の、ただ一人の ただ一人の、ただ一人の 顔が見たい。 だけど願いが叶ったら 熱い炎が 血管をかけめぐり やせた体がみな溶けそう! ただ一人の、ただ一人の 声が聞きたい。 だけど静かで優しい声が 耳に入ると 心に奴隷の鎖がまきつき 死ぬまではずせない。 ただ一人の、ただ一人の 手を握りたい。 だけど握ると 冷たい私の手。 倒れて気を失う私は 輝く真昼にしおれる百合。 サラ・コールリッジ(1802 – 1852)
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コールリッジ
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




なんとも、強烈な 思慕 ですね。なんとも女性らしい 熱い想い が良く伝わってきます。(ちょっと調べてみると、これは彼女の代表作とも言える作品なのですね。)
2009/8/26(水) 午後 11:15 [ cygnus_odile ]
オディールさん今晩は!代表作ですか?子供の教育のための例の「一月は雪」以外に、彼女が生前に実名で詩を投稿したのはあったのですか?知りませんでした。どうも有難うございます。彼女の自筆原稿が出てきてしばらく彼女は注目されると思いますが。「女の一生」的な詩はなかなかないですからね。
2009/8/26(水) 午後 11:24 [ fminorop34 ]