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この詩は「ケルン」の後編である。オーデ・コローンの都ケルンに非好意的なコールリッジは、葡萄酒のブランド「ルデスハイマー」と「聖ゲーリュオーン教会」以外に記憶すべきものなしと言い残してケルンを去る。上の絵はダンテの神曲に出てくるゲーリュオーンの挿絵(ドレ作)。 On my Joyful Departure from the same City
As I am rhymer,
And now at least a merry one,
Mr. Mum's Rudesheimer
In the body and soul-stinking town of Cologne.And the church of St. Geryon Are the two things alone That deserve to be known Samuel Taylor Coleridge(1772 - 1834) 大喜びでこの都市から出発 僕は詩人 今日は少なくとも陽気な詩人 ミスター・マムのルデスハイマーと 聖ゲーリュオーン教会 この二つだけは 知るに値する 身も心も臭うコローンの都。 サミュエル・テイラー・コールリッジ(1772 - 1834) 注記 1.ルデスハイマーはライン川の葡萄酒。 2.聖ゲーリュオーン教会は実在しない。ゲーリュオーンはギリシャ神話の怪物である。怪物の彫刻が数多くあるケルンの大聖堂を指すのではないだろうか?最後まで気前の悪いコールリッジである。ゲーリュオーンをケルンあるいはコローンと掛けてあると考えるのは日本人の私だけだろうか?
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コールリッジ
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



