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イギリスのイマジスト、トマス・ホワイト・ハルムThomas Ernest Hulme ENはエズラ・パウンドと親交のあった人らしい。第一次世界大戦で戦死している。 エンバンクメントとはテムズ川沿いの舗装道路だそうである。都会生活の享楽に倦んだ話者は詩に和むということだろうか。いつまでも前衛を気取るのは疲れるだろうが、まだそんな歳でもないのに。 The Embankment (The fantasia of a fallen gentleman on a cold, bitter night.) Once, in finesse of fiddles found I ecstasy, In the flash of gold heels on the hard pavement. Now see I That warmth's the very stuff of poesy. Oh, God, make small The old star-eaten blanket of the sky, That I may fold it round me and in comfort lie. Thomas Ernest Hulme (1883-1917) エンバンクメント (酷寒の夜に倒れた紳士の幻想) 弓さばきに酔い、舗装道路上 金色に輝くヒールに痴れた。 今の僕には 詩の素材こそが温もり 神よ、縮めたまえ 大空の古い星食い毛布 包んでかけ布団にしたい。 トマス・アーネスト・ハルム(1883-1917) star-eaten blanket は worm-eaten blanket(虫喰い毛布)をしゃれたのだろう。「星喰い毛布」としたが、洒落が直訳で通じることはほとんどないが。
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




駄洒落、結構、好きです・・・
にやりとしてしまいました。
詩はもちろん、画像もいつも楽しみにしてます!
2009/9/29(火) 午後 2:44 [ larchtree ]
larchtree さんコメント有難うございます。「星喰い毛布」のように洒落が訳せるのは稀です。
しかも日本語にすると
hoshi-kui と mushi-kui は随分近いです。
原作の star-eaten と worm-eaten よりも近いです。
2009/9/29(火) 午後 3:03 [ fminorop34 ]