ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

フランク・オハラ

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フランク・オハラは都会生活者の不活発な意識の移り変わりを描写している。日記体なのか、現在形で日常が淡々と語られる。


A Quiet Poem

When music is far enough away
the eyelid does not often move

and objects are still as lavender
without breath or distant rejoinder.

The cloud is then so subtly dragged
away by the silver flying machine

that the thought of it alone echoes
unbelievably; the sound of the motor falls

like a coin toward the ocean's floor
and the eye does not flicker

as it does when in the loud sun a coin
rises and nicks the near air. Now,

slowly, the heart breathes to music
while the coins lie in wet yellow sand.

Frank O'Hara (1926 – 1966)


静かな詩

音楽が遠すぎるので
まぶたはあまり動かず

対象はラヴェンダーのように静止し
呼吸もかすかな応答もしない。

雲はそのとき銀色の飛行機に
ほんのわずか引きずられ

その想像だけが反響する
信じられない;モーターの音が

海底に沈むコインのように落ちる
だが目はあの時ほどまばたかない

あの時は、派手な太陽の下
コインが昇り、空気を傷つけた。

さて、そろそろ心臓は音楽に合い
コインは湿った黄色い砂の上だ。

フランク・オハラ(1926 – 1966)

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