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One Blessing had I than the rest
One Blessing had I than the rest
So larger to my Eyes
That I stopped gauging — satisfied —
For this enchanted size —
It was the limit of my Dream —
The focus of my Prayer —
A perfect — paralyzing Bliss —
Contented as Despair —
I knew no more of Want — or Cold —
Phantasms both become
For this new Value in the Soul —
Supremest Earthly Sum —
The Heaven below the Heaven above —
Obscured with ruddier Blue —
Life's Latitudes leant over — full —
The Judgment perished — too —
Why Bliss so scantily disburse —
Why Paradise defer —
Why Floods be served to Us — in Bowls —
I speculate no more —
Emily Dickinson
私が天から賜った恩寵は
天から私が賜った恩寵は
他より大きく
見えるので満足し――巨大な量を
計るのを止めた――
それは私の究極の夢――
私の祈の中心で――完璧で――
竦むような――諦めかけた
この上ない幸福だった――
私は飢えや寒さを忘れ――
今や過去の悪夢となる
心中のこの新価値――崇高な――
現実的価値により――
天上の楽園の下の大空は――
赤み帯びた青で霞み――
身分の別け隔ても縮まり――
信条の差別もなくなった――
なぜ喜びは出し惜しむ――
なぜ楽園は遅れるか――
なぜ洪水は一度に襲う――
私はもう一切考えない―― エミリー・ディキンソン
今日の詩では飢えと寒さに苦しめられた主人公が、天国に入国できてホッとしたという話である。
彼女は天国に行けたので餓えや寒さから解放された。天国では身分の上下もさほど感じられない。幸せの絶頂である。天国の入国条件やら、納得行かない天罰やら、疑問は色々あったが、一先ずホッとした所である。もう過去の疑問やら思考を停止して満足感に浸りたいらしい。
追記:
第一詩節を音節に分解してみた。詩人は指を折り、音節数を数えていた。
One Bless・ing had I than the rest
So lar・ger to my Eyes
That I stopped gaug・ing — sa・tis・fied —
For this en・chant・ed size —
各行の音節数は 8―6―8―6 である。これが彼女の好む形式である。そして偶数行は韻を踏んでいる。この場合 Eyesと sizeである。形式的きれいな場合、時として日常的でない語の配列になることがある。ただこの形式は付曲しやすいとかで、老後の楽しみにしている人もいるとか。 |
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




こんばんは♪
何もかもから解放されるとは、素敵な詩ですね。
死をネガティブに考えないエミリーも素敵です。
2015/7/31(金) 午後 6:48 [ 月の湖に映る雪 ]
今晩は!暑くてどうしようもなく、ただ閉じこもっています。月の湖に映る雪さんの評価エミリーも喜んでいると思います。
2015/7/31(金) 午後 6:58 [ fminorop34 ]
今夜は、綺麗な満月です。
少し窓を開けて夜空見るのも気分転換になっていいですよ!
こもりがちになってしまっても
水分・栄養補給はお忘れなく!
2015/7/31(金) 午後 7:33 [ 月の湖に映る雪 ]
さすがは 月の湖に映る雪さん!今見てまいりましたが、見事な月ですね。有難うございました。メガネを取り替えて見直します。
2015/7/31(金) 午後 7:41 [ fminorop34 ]
そちらでも、見えるのですね!!
良かったぁ〜。
今夜の満月は、ひと月に2回満月がある”ブルームーン”。
数年に一度ある珍しい月なんです。
きっと、あなたにも素敵な事がありますよ!
2015/7/31(金) 午後 7:53 [ 月の湖に映る雪 ]
”ブルームーン”とは初めて聞きました。友人も知っているかな?メイルで情報発信するかな。どうもありがとう。
2015/7/31(金) 午後 8:15 [ fminorop34 ]
エミリーは指を折り、音節数を数えながら詩を綴っていたのですね。


彼女の詩を声に出して読むことを勧めた恩師がいました。
発音の良し悪しは別にして読み易い詩かもしれません…
2015/8/1(土) 午後 9:54
2015/8/2(日) 午前 8:20 [ ノーやん ]
wikipedia commons に屋根裏部屋を間借りし、雨漏りを恐れて傘をさしている貧乏な詩人の絵がありました。下の絵です。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Carl_Spitzweg_-_Der_arme_Poet_(Germanisches_Nationalmuseum).jpg
それから女流詩人のヘマンズ夫人が指を折っている姿を見ていた亭主に女のすることかと愛想をつかされました。亭主は家を出て、彼女は六人の子供と家に残されました。彼女は子供を養うために詩作に精を出しました。この女性は経済的に自立した女と言うことでフェミニストの研究者が論文ネタにしているそうです。
cccka さんの先生の仰る通りかもしれませんね。彼女の詩はある意味音楽的だそうです。
2015/8/2(日) 午前 9:09 [ fminorop34 ]
カナダの女性コンピュータ・エンジニアが The LiederNet Archive というサイトを立ち上げました。付曲された詩が出ています。Dickinson もかなり作曲されているようです。教会で聖歌の伴奏をするような方なら作曲できるのではとおもいます。
http://www.lieder.net/lieder/index.html
で Dickinson を検索してみてください。
2015/8/2(日) 午前 9:10 [ fminorop34 ]
ただエミリーが人前で指を折っていたという証言はありません。兄も妹も見ていないようです。ただ一家で誰も見ない Webster の辞書をめくるのは兄妹に目撃証言されています。
2015/8/2(日) 午前 9:13 [ fminorop34 ]
ノーやんさん、私ですか?天の楽園は夢に全く出てきません。天国でも地獄でもない、辺鄙な田舎の駅に降り立つ夢を最近夢に見ます。信州か山梨に旅行した時のイメージが混ざり合ったような変な駅です。暑さのせいでしょうか。
2015/8/2(日) 午前 9:21 [ fminorop34 ]