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Behind Me — dips Eternity —
Behind Me — dips Eternity —
Before Me — Immortality —
Myself — the Term between —
Death but the Drift of Eastern Gray,
Dissolving into Dawn away,
Before the West begin —
'Tis Kingdoms — afterward — they say —
In perfect — pauseless Monarchy —
Whose Prince — is Son of None —
Himself — His Dateless Dynasty —
Himself — Himself diversify —
In Duplicate divine —
'Tis Miracle before Me — then —
'Tis Miracle behind — between —
A Crescent in the Sea —
With Midnight to the North of Her —
And Midnight to the South of Her —
And Maelstrom — in the Sky —
Emily Dickinson
私の後に荒涼たる永遠―― 私の後に荒涼たる永遠―― 私の前に茫漠なる永遠―― 私は両者の中間にいる―― 東の灰色の塊である死、 西の暁が明るむ直前に 暁の中へと溶けて去る―― まさに王国と皆は言う―― 一瞬とも休まぬ君主制―― この君主に父がいない―― 彼は時刻む間なき王朝―― 彼は彼自身の神聖なる 双子の兄弟に変身する―― 私の眼前の奇跡――そして―― 私の背後の奇跡――両者間に―― 海に浮かぶ三日月―― 海の北方は真夜中―― 海の南方は真夜中―― 空には大気の渦巻―― エミリー・ディキンソン エミリーは夏と太陽の崇拝者ではあるが、この詩は彼女が好んで描く「極夜」の情景である。私はそう断定したいが、私の好みによる偏った誤解でないことを願う。「24時間以内にお届けします」というアメリカの宿題業者GradeSaver に採り上げられた詩であるから、アメリカの学生を悩ませた実績のあるパズルらしい。 エミリーは朝日と夕日を擬人法で同時に登場させる手法で「極夜」を表現してきたが、ここでは双子に変身させている。 |
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...





陽が出ない極夜を様々な表現を用い深く語っているのですね。
太陽の崇拝者だからこそと思いました。
エミリーさんの詩や極夜も知らずに貴兄の訳を読んだ感想です。
2018/8/14(火) 午後 8:47 [ minuma ]
今晩は!エミリーも住んでいるマサチューセツから長い夜を体験しています。それに読書家の彼女は想像を膨らませて書いたのでしょう。現代の情報社会では空想できない最果ての地に遊んだのでしょう。極夜や白夜は彼女の異境趣味のテーマです。
2018/8/14(火) 午後 9:02 [ fminorop34 ]
> fminorop34さん
お早うございます。返信頂き有難うございました。
仰せの通り現代は情報が溢れ混乱した社会だと思います。
極夜や白夜の異境を思索する彼女の詩が注目されるのでしょう。
2018/8/15(水) 午前 8:45 [ minuma ]
おはようございます。最果ての異境の地があったころの話です。まだアメリカ西部は未開の地であり、親しい宗教家たちは布教活動や教育に出かけていった時代の話です。
2018/8/15(水) 午前 9:16 [ fminorop34 ]
> fminorop34さん
こんばんは。
エミリーさんの時代や環境を知らせて下さり有難うございます。
150年前のアメリカ西部の開拓と布教活動など改めて想像しています。
2018/8/17(金) 午後 9:13 [ minuma ]
よく知らないのですが、なるべく19世紀の時代背景を考慮して行きたいと思います。女性には不利な時代でしたが、現代の批評家のように21世紀の哲学や思想の切り口で論ずる以前に詩を理解してほしいです。英語圏の人で実に理解の乏しい論者が論壇を牛耳っています。学会とはまことに不思議な所です。私は19世紀の知識が大前提だと思います。
2018/8/17(金) 午後 9:33 [ fminorop34 ]