ヘ短調作品34

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Then came hot JULY

イメージ 1

ベリー公の暦では収穫の月であるが、目を悪くして思うように書き込みができないのが残念である。

この種の暦はヨーロッパのどこにでもあるが、イタリアのある寺院?の暦では、7月の農作業は「昼寝」だそうである。イタリアならずとも、たしかにこれは重要な作業である。この絵を確認したいのだが。

7月は獅子座の月。スペンサーは英雄ヘラクレスの獅子退治の困難に喩えて、七月の酷暑を描写している。

Then came hot JULY, boiling like to fire,
That all his garments he had cast away;
Upon a lion raging yet with ire
He boldly rode, and made him to obey:
It was the beast that whilom did foray
The Nemaean forest, till the Amphitrionide
Him slew, and with his hide did him array:
Behind his back a scythe, and by his side.
Under his belt he bore a sickle circling wide.

SPENSER

続いて、今にも炎にならんとする灼熱の七月が登場する。
七月は衣装をかなぐり捨て、
怒り狂う獅子に
勇敢にも跨り、獅子を御して進む。
この獅子こそ、遂にアンフィトリュオン親子に殺されるまで、
ネメアの森を荒らした獣である。
七月はこの毛皮を纏い、
肩に大鎌を背負い、
腰には円形の鎌を差して進む。

スペンサー

スペンサーの詩はベリー公の時祷書の獅子座にはあっているが、今少し牧歌的ではない。以下も夏の一こまである。

The cushat's cry for me.
"'The lovely laughter of the wind-swayed wheat
The easy slope of yonder pastoral hill;
The sedgy brook whereby the red kine meet
And wade and drink their fill.'

Jean Inglelow

森鳩の呼びかけ、
「小麦が風に揺れて笑い、
あののどかな丘の緩やかな斜面に、
スゲの生えた小川があるよ。
赤牛たちがそこで出会い、
川に入って、水をたらふく飲んでいるよ」

ジーン・イングルロー

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