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インターネットで Nice 大学にアクセスすると,Tristesse d'été の注釈が載っている。マラルメには珍しく学者の解釈が一致している詩だそうである。この解説記事は一行ごとに注釈があり、明快であると思われる。この注釈を読めば大恥をかかずにすむようだ。だが現在の私のフランス語の実力では、この明快な解説の全訳は新たな恥を生みそうである。この注釈が読みきり、翻訳をブログに載せたいものである。
情景は、太陽の下で二人の男女が砂に寝そべっていること。男は女の髪を眺めながら、川を連想してあれこれ考えていること。この二つは間違いないみたいである。太陽、砂漠、椰子の木、ミイラという言葉から、前回ツタンカーメン王と王妃アンクエスエンアメンの絵を選択したが、今のところ的はずれだったとは思っていない。一番穏当な絵はフランスの画家マティスの挿絵であるが、私にはツタンカーメンに個人的な思い入れがある。まだ若い頃二度ツタンカーメン展を逃している。
マティスの Tristesse d'été に興味のある方には下のURLをお奨めする。
http://www.franklinbowlesgallery.com/NY/Artists/Matisse/pages/poesies/poesies/MATI0031P.htm
注釈に出てくる Mery Laurent なる女性であるが、マネの愛人、友人、モデルとなったパリの高級娼婦である。マネが描いている彼女に興味がある方は下をクリックされるとよい。マラルメの愛人にもなった。芸術家仲間のミューズになるだけのことはあった女性なのだろう。
ナポレオン三世時代の文化を知る上で、いわゆる高級娼婦は重要な存在なのであろうが、「ナナ」も読んだことはないし、いずれにしても私には縁遠い存在である。とくに個人的な興味がないこととマネの絵も特に好きにはなれなかった。前回も次回も彼女の肖像画を載せなかった。
http://www.abcgallery.com/M/manet/manet45.html
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