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19世紀初頭のイギリスの新聞に登場した「無名氏」の詩である。子供たちのむしのいいサンタとの取り引きの祈りである。子供のための詩であるから、簡単なのであろうが、菓子の名前でどうしてもわからない Oley-Cooks というのが出てきた。それに第二節は自信がない。私の訳だと、サンタにお返しをしている。これでいいのかな?誤訳ではないかなと思いながらひとまず投稿することにした。悪い子にはむち打ちがあるというのも19世紀では当然であろう。サンタさんも悪い子には「なまはげ」になったのかな。前回のムーアの詩が登場する前のサンタさんは馬に乗り、悪い子のリストを持ってあるき、むち打ち専門の子分ブラック・ピーターを連れて来たそうだ。
私自身子供の頃、サンタさんからプレゼントをもらったことはあるけど、お礼の品物を置いたことはない。これだと親はプレゼントの準備だけでなく、母親が作った菓子も深夜どこかに隠さなければいけない。
Oh good holy man! whom we Sancte Claus name,
The Nursery forever your praise shall proclaim:
The day of your joyful revisit returns,
When each little bosom with gratitude burns,
For the gifts which at night you so kinkdly impart
To the girls of your love, and the boys of your heart.
Oh! come with your panniers and pockets well stow'd,
Our stockings shall help you to lighten your load,
As close to the fireside gaily they swing,
While delighted we dream of the presents you bring.
僕たちはサンタ・クロースをわれらの聖人様とよんでいます。
子供部屋一同永遠にあなたさまをたたえることを誓います。
あなたがまた来て下さる日になりました。
あなたのお気に入りの子供たちへのプレゼントを夢見て
みなの小さな胸は感謝の気持ちでいっぱいです。
あなたの袋とポケットをいっぱいにして来て下さい。
僕たちがあなたのプレゼントの夢をみているとき、
僕たちの靴下はあなたの荷物を軽くしようと
暖炉のそばで楽しそうにゆれています。
Oh! bring the bright Orange so juicy and sweet,
Bring almonds and raisins to heighten the treat;
Rich waffles and dough-nuts must not be forgot,
Nor Crullers and Oley-Cooks fresh from the pot.
But of all these fine presents your Saintship can find,
Oh! leave not the famous big Cookies behind.
Or if in your hurry one thing you mislay,
Let that be the Rod--and oh! keep it away.
ジューシーで甘いオレンジを持ってきて下さい。
アーモンドやレーズンも持ってきてくれたら、おもてなしも奮発します。
素敵なワッフルとドーナツを忘れずに持って行って下さい。
できたてのクルーラーとオレイ・クックも忘れずにね。
聖人様ならみんな見つけられるとおもうけど、
わが家自慢の大きなクッキーをお忘れなく。
でもいそいで忘れものをしたら、
たとえばムチを! ああそれだけは置いていかないで下さい!
Then holy St. Nicholas! all the year,
Our books we will love and our parents revere,
From naughty behavior we'll always refrain,
In hope that you'll come and reward us again.
でしたら聖なるニコラス様!一年中
僕たちはよく勉強し、お父さんとお母さんのいいつけを守ります。
あなたがまた来て下さり、ごほうびを下さるように
やんちゃなことはけっしていたしません。
後記:後で知ったことだが、子供たちはミルクやクッキーをサンタさんのために準備しておくそうだ。第二節は誤訳ではなかったみたいだ。現代の豊かな子供たちには、サンタさんのプレゼント以上にサンタさんに食べてもらうのがうれしいのだろうか。私の子供の頃は貧しくてとてもサンタさんをもてなす余裕はなかった。
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