|
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さてベリー公は年末から続いた宴会であるが、一月でも友人やお気に入りの人物をよんで豪華にもてなしている。ベリー公は青い服をきた太った人物である。お気に入りの人物の中にはこの絵の作者も含まれている。この華麗な絵の中にベリー公の愛犬がいる。コレクション・マニアのベリー公は無類の愛犬家で、千匹をこえる犬を飼っていたそうだ。どこかで彼の生年をみかけたが、戌年生まれではなかった。
さて月初めには Edith Holden の絵日記に彼女が書き込んでいる詩を紹介しているが、この絵日記も100年前の日記になった。100年前のウォーリックシャーの天気は晴朗であるが、厚い霜がおりて寒かったそうである。今月の詩は、100年前彼女が1月にきれいな字体で写したコールリッジの詩の一節である。新年そうそううまく訳せるかどうか。まあ頑張ってみよう。Frost at Midnight の最後の詩節であり、眠れる我が子を見つめながら冬の夜の静謐と清冽の美をうたっている。
Therefore all seasons shall be sweet to thee,
Whether the summer clothe the general earth
With greenness, or the redbreast sit and sing
Betwixt the tufts of snow on the bare branch
Of mossy apple-tree, while the nigh thatch
Smokes in the sunthaw; whether the eve-drops fall,
Heard only in the trances of the blast,
Or if the secret ministry of frost
Shall hang them up in silent icicles,
Quietly shining to the quiet moon.
Coleridge
深夜の霜
だからどの季節もおまえには優しいのだ、
大地を緑で覆い尽くす夏はもちろん、
葉が落ち、苔むしたリンゴの木の枝につもる
雪の上でコマドリが歌い、
近所の草葺き屋根が雪解けの陽でけぶるときも、
ほんの一瞬しか聞こえない夜の滴が落ち、
霜が秘かに沈黙する氷柱を吊し、
月に向かって無言で輝いているときも。
コールリッジ
|