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5月1日が特別の日であり、朝早くに緑の服を着て森に出かけてサンザシの枝を折って帰るという古い慣習についてはすでに昨年書いた。
http://blogs.yahoo.co.jp/fminorop34/2165109.html
この日にはt他にも、古くはメイ・ポールやら労動者の祭典等のお祭りがあるのだが、先日注文しておいた Waverly Fitzgerald 女史からのテキストが届いた。このご時世、有料で特別のページに入れるという形式をとらなかったのは、彼女のパソコンの技術が伴わなかったのだろう。それにしても金のかかっていないテキストであり、郵送費もかかっていない割には高い金を取られたなと思った。だが彼女の記事のおかげで、私はこれまでの『最長不飲記録』を打ち立てたのでまあ許すことにした。
この『不飲』と彼女のテキスト購入の経緯については
http://blogs.yahoo.co.jp/fminorop34/33042716.html
の後半で書いた。五月一日、メイ・デーに関して彼女の記事は『五月のワイン』と『七つの徳』
早速五月の記事を読み始めたが、『五月のワイン』という記述があった。これはドイツ独特の夏の飲み物だそうである。フランス・ワインが飲みたくても飲めない貧乏人が安物のドイツの白ワインに多少とも味付けをして飲むのも、講釈を聞いてみれば悪くはないだろう。
要するにクルマバソウ(車葉草)が花を咲かせる直前に取ってきて、飲む前にワインに入れるのだそうである。多量だと頭が痛くなるおそれがあるので、香りを付ける程度が良いそうである。このさい、したり顔で Maikraut というこの飲み物の名前でふるまえば、客も面白がるであろう。この草については、
http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~yakusou/hoppoukei/kurumabasou.htm
に詳しい。
もう一つ五月一日の飲食について彼女のテキストには書いてあった。イタリアのある地方では、、『七つの徳』というこの日にだけ食する食べ物があるそうである。台所の残り物である、乾燥パスタ、乾燥豆、豚肉、新鮮な野菜、新鮮なハーブ、それぞれ7種類をゴッタ煮にした食事である。ちなみに『七つの徳』とは、思慮、叡智 正義 忍耐、勇気 節制 である。そう美味そうでもないので節制できそうであるが、忍耐と勇気はいるかもしれない。
ここで彼女は学のあるところを披露しているが、ペルシャでは春分の日の新年には七皿の料理が出てくるそうであるが、その最初の料理には七つの食材が入っているそうである。リンゴ、ヒアシンス、ニンニク等々。すべてペルシャ語で S の字で始まっている。
Waverly Fitzgerald 女史はあなたも数字7の料理を工夫されてはと締めくくっている。その気はまったくないが、どうも聖書をはじめとして7という数字が良く出てくるが、なぜかよく分からない。『七つの徳』は『七つの罪』とたいおうしているし、キリストの『最後の七つ言葉』を遺しているし、聖母マリアは『七つの悲しみ』を体験している。ユダヤ・キリスト教の神は天地創造と安息に7日を要している。7というのは素数でもかなり面白い性質を持った数であるらしいが、いちど調べることにしよう。
こんなに中身を紹介してしまっては、彼女のテキストが売れなくなるではないかと言われるかもしれない。人の受け売りばっかりで、読者の投稿を元手にしたせこい商売で、人並みに著作権を主張している。笑えてしまうが、彼女は日本や中国に弱い。彼女に日本や中国の季節ネタを教えてあげることにしよう。
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