ヘ短調作品34

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ロンドン大火5

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1666年9月6日   サムエル・ピープスの日記

5時頃に役所の門でゴーデン氏にあった。いつものように今日も時折火災の様子を見に外に出た。部下をビショップ門に呼び出した。まだ火は近づいてはいないが、現在また火事が発生した。一般の人達、それに私もなにか陰謀のせいではないかと考えたが、この火はその考えにさらに根拠を与えることになった。多くの人がそう思っており、見慣れぬ人や外国人が街を歩くのは危険であった。私は部下と出かけたが、それには時間がかからなかった。それゆえうまくいった。

<<編集者注:ロンドンをおそったこの惨害を住民は不屈の精神で耐え抜いた。しかし外国人やカトリック教徒には大変な時であった。火事の発生の原因が追及されずに、一般に火事は陰謀であるという声が上がった。トマス・ワーデのウィリアムスン宛の手紙では、「ロンドンの火事による破壊は、報じられている所によれば、フランス人、オランダ人、過激分子による悪魔のたくらみであるとされる。」>>

<訳者注:当時オランダやイギリスとは海の派遣、植民地の争奪戦で敵対関係にあった。説明がおくれたが、ピープスは海軍省の有能な文官である。彼の時代にイギリス海軍はオランダ海軍を破り、オランダの黄金時代は終わった。さらに海軍の増強に力をそそぎ、この火事から130年後にはネルソン提督がフランスに大勝利したが、ピープスの功績は「日記」を残しただけではなく、七つの海を支配した大英帝国の成立にも一官僚として貢献しているのである。>

女たちが水くみ場で水を運んでいるのは見て気持ちが良かったが、女たちは水のことで下品な口をきき、水を飲むときは不作法であった。

残り物の砂糖が街に散っていたが、皆が行って一握りずつもちさり、ビールにまぜて飲んでいた。現在はかなり状況が改善されてきたので、私は船に乗り、サウスウォークにまで行き、さらにウェストミンスターまで行った。私は全身汚れていたので、服を着替えることを考えていたのである。シャツや手袋を買うところがなかった。ウェストミンスター・ホールには日常雑貨が一杯あったからである。ウェストミンスターの商人達は品物を移動させ、金は船でノンサッチまで運んでいた。そこでスワンに行ったが、そこもなかった。その後ホワイト・ホールに出かけたが、誰にも会えず、家に向かった。

惨めな光景はテームス河である。火事が収まったテンプルにいたるまであたりには家屋も教会もなかった。家に戻り、サー・W・バッテンと隣人であるナイトリーと一緒にサー・R・フォードの所に行き、陶器の皿で食事をした。このナイトリーともう一人だけが、ここに家財をおいており、この近所ではきちんとした服装をしていた。他の連中はすべて家財を移動させて、家だけは火の成り行きに任せていた。食事は羊の胸肉を揚げたものであった。一同大いにはしゃいだ。実際楽しい食事だった。たしかに私の人生でこれほど見苦しいのは食べたことはないが。

それからデプトフォードに下り、安心して私の家財すべてをサー・G・カーテレットの倉庫においてきた。なくなっているのものも、傷が付いているのもなかった。

大いに満足して家路についた。その後サー・W・ブラッテンの所に行き、そこでサー・R・フォード、ナイトリー氏、ウィザーズと称する男、紛れのない嘘つきで詐欺師と一緒になった。簡単な食事をとり、大いにはしゃぎ、憂さを晴らした。

そこから役所に向かい、作業員で一杯の役所でねむった。作業員は一晩中そこで話をしたり、寝たり、歩いたりしていた。炎上中のクロースワーカー・ホールの光景はすごかった。三日三晩火焔に包まれていた。貯蔵庫に油がついていたのである。

九月の朝 -- メーリケ

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Septembermorgen

Im Nebel ruhet noch die Welt,
Noch träumen Wald und Wiesen:
Bald siehst du, wenn der Schleier fällt,
Den blauen Himmel unverstellt,
Herbstkräftig die gedämpfte Welt
In warmem Golde fließen.

Mörike


September Morning

Still in the mist rests the world,
Still in the meadow dreams a forest
You see when the mist does lift
The blue sky, undressed,
In golden autumn the quiet world
flow with swift.

Mörike



九月の朝

霧におおわれ 世界はねむっている
森も牧場も夢をみている
青空をおおう
霧がはれるとき
沈黙の世界は
金色の流れに身を任せる

メーリケ

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