ヘ短調作品34

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ロンドン大火7

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1666年9月8日  サムエル・ピープスの日記


起床し、サー・W・バッテンとサー・W・ペンで船でホワイト・ホールに行き、サー・ジェイムス邸に向かう。途中サー・G・カーターレット邸に立ち寄り、同行して現金をさがすよう要請した。彼にはこの肝心の事をする余裕がなく、他のものはほとんどその暇がないか、ただ言うだけだった「いつになるのでしょうか、どうしたらいいのか?」というばかりである。

彼は事後処理でシティと王の連絡に毎日忙殺されているようであった。困難を極めているようで、どうなるかと思った。そこを出てセント・ジェイムスに行き、サー・W・コヴェントリーの執務室で一同が会して、われわれが出来ることを帳簿なしでやった。話は混乱していた。

艦隊はプリモスにあり、そこに停泊してダウンズかブレン方への風を待っていた。この方面にオランダ艦隊は行ったのである。最後に個人的なことを少々の間だだけ話したが、とにかくわれわれの所にくる人達の金がなかった。テームズでウナギを2匹買ったが、6シリングした。

サー・W・バッテンとコック・ピットに向かった、アルベマール公がやってきた。王はこの時期彼をぜひともそばに置いておきたいようだった。王は彼を呼び出し、ここに留め置くつもりだった。彼のシティを知りつくしており、事態収拾の仕方等を考えれば、彼は非常に役に立つ人物である。

われわれ一同彼の所に行った。彼は見たところ皆からちやほやされているようであった。彼は艦隊のことは目下さておいて、シティのことを気にし、これからグレシャム・カレジに急ぎ、議員達と話をする予定であった。サー・W・バッテンと私は家に戻ったが、そこで弟のジョンが来ていた。われわれがどうなっているのか見に来たのである。

弟は私とグレシャム・カレジに行った。そこには何か変わったことはないか、場所がどうなったかを知りに、一杯人々が押しかけていた。互いにどうなったか見たり、聞いたりしていた。私はみすぼらしい人達にたくさん出会った。さらに多くの人は大損害をこうむっていた。

火元とシティの再建についていろんな話をしていた。それからサー・W・バッテン邸に行き、弟を連れ出し、そこで近所の人大勢と食事をした。色々話をした。

とくに話題になったのは、シティの金持ちたちのケチのはなしである。とりわけ議員のスターリング氏は大金持ちだったが、子供もなく、火が隣までやってきた。部下が家を守ったが、後でそのうちの30人に2シリングと6ディナールを報酬とし、がらくたを火のないところに運び出そうとしたら、盗みに来たと言っては喧嘩になった話をした。

今朝サー・W・コヴェントリはヘルボーンに王を案内したのだが、ここで彼が私に話したところでは、もう一つの話があった。家の近くの火事を止めた報酬は2シリングと6ディナールだったが、たった18ディナールだった人もいたそうだ。

それからベンドール・グリーンに馬車で向かった。弟が同行し、すべて順調であることを見届け、日記を持ってきた。過去五日間のことを書くためである。

その後役所に戻ったら、バグウェルと妻が家に戻っていた。明日夫婦の家に行くことを約束し、今日は船まで彼を送った。役所に戻り、遅くまで手紙を書き、サー・W・ペンのところに行った。弟は私と一緒に寝た。サー・W・ペンはウールウィッチで寝るために出ていった。

しかし大きな音がしばらく階下でしてびっくりして目をさました。ノックしても若い者がこなかった。保管してある近所の人のワインが盗んだ男が見つかったのである。それから眠りについて一晩ぐっすり寝られた。

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Le ciel est par dessus....

Le ciel est, par-dessus le toit,
Si beau, si calme!
Un arbre, par-dessus le toit,
Berce sa palme.

La cloche, dans le ciel qu'on voit,
Doucement tinte,
Un oiseau sur l'arbre qu'on voit,
Chante sa plainte.

Mon Dieu, mon Dieu, la vie est là,
Simple et tranquille.
Cette paisible rumeur-là
Vient de la ville.

-Qu'as-tu fait, ô toi que voilà
Pleurant sans cesse,
Dis, qu'as-tu fait, toi que voilà,
De ta jeunesse?

Verlaine



屋根の上に

屋根の上に 空があり
 あんなにも青く あんなにも静かです!
屋根の上に 木があって
 その枝をゆすっています。

主よ、主よ、彼方に生活があります
 簡素で 穏やかな
その静かな物音は
 町からやってきます

一体お前が何をしたのでしょう
 彼方にいた時のお前は
たえず涙にむせびながら
 言ってごらん お前は何をしたのでしょう
むこうにいたときのお前は
 お前の青春に?

饗庭孝男訳 東京書籍



The sky, above the roof....

The sky, above the roof,
Is so fair, so calm!
A tree, above the roof,
Cradles its every palm.

The bell in the sky I watch
Sweetly rings
A bird on the tree I watch
Mournfully sings.

My Lord, my Lord, a life is there,
Simple and serene
The street murmurs out there
Mild, peaceful e’en..

What have you done there?
You’re tearfully sad.
Say! What have you done there?
You’re already a lad.

Verlaine


ヴェルレーヌがランボーを傷つけ2年ばかり獄中にいたことが関係しているというのがポピュラーな解釈らしい。一応獄中の作と解釈して訳し、絵を選んでみた。この詩多くの人が付曲している。有名なところではフォーレ、イギリス人のベンジャミン・ブリテンである。私はフォーレのメロディーのCDはもっていないに等しい。

ブリテンがヴェルレーヌの詩を好んで付曲するのは、同性愛者としての連帯感からというより、ヴェルレーヌの詩が音楽的で作曲家の挑戦意欲をかきたてるからであろう。作曲者は全部で10人を超える。その中にヴォーン・ウィリアムスもいるが、彼の場合は英訳詩の付曲である。一度この英訳をみてみたい。

饗庭孝男氏の見事な日本語訳を横目にみながら原詩を解読した。ドイツ語もフランス語も私には同程度に難しいが、フランス語の場合、とくに気をつけなければいけないことがある。ノルマン人のイギリス征服後、英語にはフランス語が多い。フランス語を英訳するとき連想が楽だから、ついフランス経由の言葉を使いたくなる。

大昔私が外国で英会話学校に通っていたとき、いい英語を心がけるならラテン起源の言葉を排除することだと言われた。これは他の人からもいわれた。たとえば invincible という言葉を使ったら、unconquerable というべきだと言われた。和歌に漢語をつかうようなものであろうか。よほど特別な効果をねらった場合のみに限られるのだろう。

フランス語の韻文を英語の韻文に直すだけでも大変なのに、語彙からラテン起源の言葉を排除しなければいけないとなるとこれまた難儀なことである。

なお最後の詩節は怒られても仕方がないだろう。私の限界である。

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