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"MY HEART IS A LUTE"
Alas, that my heart is a lute,
Whereon you have learned to play!
For a many years it was mute,
Until one summer's day
You took it, and touched it, and made it thrill,
And it thrills and throbs, and quivers still!
I had known you, dear, so long!
Yet my heart did not tell me why
It should burst into song, one morn
And wake to new life with a cry,
Like a babe that sees the light of the sun,
And for whom this great world has just begun.
Your lute is enshrined, cased in,
Kept close with love's magic key,
So no hand but yours can win
And wake it to minstrelsy;
Yet leave it not silent too long, nor alone,
Lest the strings should break, and the music be done.
Anne Barnard
私のすきなリュート
私のすきなリュート
あなたが奏でていたリュート
ひさしく音をたてなかった
ある夏のこと
あなたは取りだし つま弾いた
リュートは鳴りひびき いつまでもふるえていた!
愛するひとよ!知りあって久しいというのに
私にはわからない なぜある朝
私の心は歌いはじめたのでしょう
泣き声とともに生にめざめたのでしょう
まるで赤ちゃんが太陽の光をみて
おおいなる世界がひらけたときのように。
リュートはそっと箱にいれ
愛のおまじないで封印し
手にふれ 目覚めさせ
音をかなでるのはあなただけ
でもいつまでもほうっておかないで
糸が切れないように かなでてください。
アン・バーナード
アン・バーナードはナポレオン一世がヨーロッパ大陸を支配していた頃、南アフリカのイギリス植民地に役人として派遣された夫とともにケープ・タウンに行った。筆まめの彼女の日記や書簡は当時の歴史的資料として重要であるとされる。この詩は多忙で出張の多い夫のことを歌ったものか、フィクションの人物なのか今のところ分かっていない。別に典型的な夏の詩のジャンルに入るわけではない。ただ一言summerが詩中にある寂しい愛の 詩である。
写真は彼女も立ったであろう喜望峰である。
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