ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

「今日の詩」はトマス・ハーディーの「風と雨の間に」である。先日紹介した「私の墓を掘っているのはあなたなの?」で、ハーディーは人の情けの当てにならないことを詩にした。今回は「人生の儚さ」が内容であり、哀歓で結んでいる点ではよく似ている。これでハーディーの詩の特徴を断定してはいけないが、作品としては達者な仕上がりである。



During Wind And Rain

They sing their dearest songs--
He, she, all of them--yea,
Treble and tenor and bass.
And one to play;
With the candles mooning each face....
Ah, no; the years O!
How the sick leaves reel down in throngs!

They clear the creeping moss--
Elders and juniors--aye,
Making the pathways neat
And the garden gay;
And they build a shady seat....
Ah, no; the years, the years;
See, the white storm-birds wing across!

They are blithely breakfasting all--
Men and maidens--yea,
Under the summer tree,
With a glimpse of the bay,
While pet fowl come to the knee....
Ah, no; the years O!
And the rotten rose is ripped from the wall.

They change to a high new house,
He, she, all of them--aye,
Clocks and carpets and chairs
On the lawn all day,
And brightest things that are theirs....
Ah, no; the years, the years;
Down their carved names the raindrop plows.

Thomas Hardy.



風と雨の間に

みなは楽しげに歌っている ―
男も女も全員で ― それも
ソプラノ、テノール、バス
一人は楽器
ローソクで互いに顔を見つめ会う・・・
ああだが、いつかは!
枯れ葉が一面に散る!

みな生えた苔をむしっている ―
老いも若きも ― そう
小路を掃いて
庭を綺麗にしている。
みなで木陰に席を設け・・・
ああだが、いつか、いつか
ごらん、あらし鳥が飛んで行くよ!

みな楽しげに朝食をとっている ―
若い男女も ― それも
夏の木の下から
入江を眺め
小鳥が膝に来る
ああだが、いつかは!
バラが朽ちて壁から落ちる。

みなで新築の高級住宅に入居する
夫婦と家族全員 ― そう
時計、 絨毯
芝生の椅子
家族の豪華な調度品・・・
ああだが、いつか、いつか
雨垂れが刻んだ名前にしみ込む。

ハーディー

イメージ 1

4.ブラームスからヘルツォーゲンベルク夫妻に

ウィーン、1876年12月

親愛なる友人たちへ

私は不器用に駝鳥狩りをしております(1)。まことにお恥ずかしいかぎりです。私はあなたがたの親切に甘えまいと心に誓いました。しかし、私のペンが「いいえ」と書くことを拒んでおります。さてあなた方の催促で私は混乱しております。

 でも私は非常に早い時期にそちらに到着し、土曜日までは滞在する予定です。奥さんは私がサスニッツで鍛えられ、逞しくなったと考えておられるようですが、奥さんはリューゲンの本当の状態が分かっていません。それでは、災いよ、われらの頭上に降りかかれ。 コンサートの三日前から大汗をかいて、カミルレ茶を飲み始めます。大失敗 (ゲバントハウスで)の後自殺を試みる等々。怒り狂った作曲家の行状の数々をご覧になることでしょう。

 このたわごとをお許しください。今日は手紙をたくさん書きすぎました。万一の場合にそなえて、お手紙を頂ければ大変幸いです。取り急ぎお知らせします。
                            J.ブラームス




(1) 彼は招待に返事をしていなかったのである。



訳者注

*ライプツッヒは歴史的には、メッセの町として皇帝から勅許状を頂いた町である。貴族の都市ドレスデンとは違うのである。あいにくブラームスの頃のメッセの様子はうかがい知れないが、1800年頃のhttp://de.wikipedia.org/wiki/Bild:Leipzig_Marktplatz_Messe_um_1800.jpgの様子が銅版画で記録されている。

*現在もメッセの都市であり、近代的なhttp://de.wikipedia.org/wiki/Bild:Leipzig_Neue_Messe.jpgが偉容を誇っている。

*ライプツイッヒのhttp://de.wikipedia.org/wiki/Bild:Leipzig_Konzerthaus_ca_1910.jpgは Gewandhausは ドイツ語で「繊維製品の倉庫」あるいは展示会場を意味している。その後ここを改築して音楽会場となったが、「繊維倉庫」の名前はいまだに残っている。この写真は1900年頃のゲバントハウス音楽会場とある。少なくとも外観はブラームスが演奏し、ヘルツォゲンベルク夫妻が聴いた会場と同じと思う。

全1ページ

[1]


.
fminorop34
fminorop34
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

過去の記事一覧

検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事