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「今日の詩」のデータ・ベースに残っていた詩の中から一つ選んでみた。このペーター・ベースはアメリカ的な通俗的な詩がある。鼻持ちならぬ通俗的な詩が私には面白い。 20世紀前半大変流行した詩人サラ・ティーズセールの詩である。題名に迷ったが「私はあなたに夢中でない」としておいた。彼女は実生活でも、男にモテたようである。少なくとも二人の男性に膝まずかれた。以下は選択できる女性の贅沢な悩みである。 I Am Not Yours I am not yours, not lost in you, Not lost, although I long to be Lost as a candle lit at noon, Lost as a snowflake in the sea. You love me, and I find you still A spirit beautiful and bright, Yet I am I, who long to be Lost as a light is lost in light. Oh plunge me deep in love - put out My senses, leave me deaf and blind, Swept by the tempest of your love, A taper in a rushing wind. Sarah Teasdale. 私はあなたに夢中でない 私はあなたに夢中でない でも私が憧れるのは 真昼に灯るロウソク 海に舞って消える雪。 あなたは私を愛しているし 私もあなたを素敵と思うけど 私は私、私が憧れるのは 私の輝きを奪う光。 愛の深みに引きずりこみ 感覚を奪い、聞こえなく 見えなくして! 愛の嵐でさらい 襲いかかる風の中の灯にして! サラ・ティーズデール 絵は有名なホッパーの作品。芸術家としての格の違い、テーマの違いは歴然としているので躊躇した。彼女の詩には都会生活者固有の孤独感はあるので、夢に敗れたアメリカ人を描かせたら右にでる人はいないホッパーに登場していただいた。
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2007年06月30日
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季節外れで申し訳ないが、現在の私のドイツ語能力から勘弁していただきタ。今日のドイツ語の詩はメーリケの「春は青き帯を」である。ドイツ語の訳を始めて間もないが、メーリケは初めてである。作曲家に愛好されて不思議ない詩人であるので、何人か作曲していた。 余談めくが、作曲家の中に、ただ一人見覚えのある名前があった。カール・ベームである。この人は有名な指揮者カール・ベームと関係はないようだった。 Frühling läßt sein blaues Band Frühling läßt sein blaues Band Wieder flattern durch die Lüfte; Süße, wohlbekannte Düfte Streifen ahnungsvoll das Land. Veilchen träumen schon, Wollen balde kommen, - Horch von fern ein leiser Harfenton! Frühling, ja du bist's! Dich hab ich vernommen! Eduard Mörike: 春は青き帯を 春は青き帯を 再び宙に舞わす。 いつもの甘き香は 何かを予感させ地に触れる。 スミレは夢を見 間もなく咲くはず。 − 聴け、遠くかすかに響くハープ! 春よ、確かにお前だ! 私はお前を聞いた! メーリケ
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53.ヘルツォーゲンベルクからブラームスへ [ライプツィッヒ]、1878年12月23日 親愛なる友人へ 私はまさにリンブルガーとの話の結果をお知らせしようと思い腰を下ろしたところへ、あなたの葉書が着き、驚きましたが、同時に嬉しく存じました。私は直ちにリンブルガーに手紙を出しましたが、今まで返事をもらっておりません。彼は翌日の午後、委員会でプログラムの決定をしなければなりません。幸いなこと に、彼はすでにヨアヒムに電報を打って、1月1日は彼を確保しました。私たちはこれまで、この日程で総じてうまくやってきました。 私の感想ですが、あなたのベルリン行きが遅すぎませんか。リハーサル、少なくとも最後のリハーサルはコンサートの直前になります。クリスマスの後、27日にすぐに直行されてはいかがですか。決定した日時を知りたいので通知してください。第一バイオリンの譜が5部と、第一バイオリンの譜が5部、ビオラの譜が3部、ベースの譜が8部(チェロ5部、ダブルベース3部を別々に写譜したら)要りますでしょう。トランクを私たちに預けてください。あなたはたぶん近くに、私たちの空いている部屋にでも置いておきたいでしょうから。 私は調であれこれ悩まないようにします。私の知っているのは、コンチェルトは嬰ト単調だろうということです。しかし、リンブルガーにはご自身で手紙を書いてください。あなたからかならず手紙が来ると約束してはいませんが、私はそうされるもと了解させていただきます。 私たち二人から心からの挨拶を。 誠実なるあなたのヘルツォーゲンベルクより 12月22日 エンゲルマン氏は今朝3時に安らかに死去されました。まるで眠りにつくようでした。 あの方も人生には執着しておられましたのに。 わたしは午後にはそちらに出かけます。この苦しみの中にいる女の人たちがお気の毒で、会うのが恐ろしいのです。ユトレヒトのエンゲルマンがそこにいるのが救いです。あなたの誠実な友よりの挨拶を送ります。 エリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクより パールマンとバレンボイムによるブラームスのヴァイオリン・ソナタ第一番、第一楽章の後半部分である。 |

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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



