ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

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「今日の詩」はブラウニングの「前方を見る」である。人生は死に向かって前進しているわけだが、ブラウニング一流の韻文で仕上げている。訳も見習いたかったが、そうは行かなかった。多少とも解説になっていれば幸いである。脚韻の構造は [a, b, a, b]が7回繰り返されている。音節も偶数行が約半分になっているのが特徴である。


Prospice

Fear death?--to feel the fog in my throat,
The mist in my face,
When the snows begin, and the blasts denote
I am nearing the place,
The power of the night, the press of the storm,
The post of the foe;
Where he stands, the Arch Fear in a visible form;
Yet the strong man must go:
For the journey is done and the summit attained,
And the barriers fall,
Though a battle's to fight ere the guerdon be gained,
The reward of it all.
I was ever a fighter, so--one fight more,
The best and the last!
I would hate that Death bandaged my eyes, and forbore,
And made me creep past.
No! let me taste the whole of it, fare like my peers,
The heroes of old,
Bear the brunt, in a minute pay glad life's arrears
Of pain, darkness and cold.
For sudden the worst turns the best to the brave.
The black minute's at end,
And the elements' rage, the fiend voices that rave,
Shall dwindle, shall blend,
Shall change, shall become first a peace out of pain.
Then a light, then thy breat,
O thou soul of my soul! I shall clasp thee again,
And with God be the rest!

Robert Browning.


前方を見る

死の恐怖? ― 雪が降り始め
突風の合図
喉に霧を、顔に靄を感じ
私が近づく場所
夜の支配、嵐の猛威
敵の陣地。
大いなる恐怖が目に見える形で立っている。
だが強き人は前進。
長旅はついに終わり、目指した頂上に達し
障壁は除かれ
戦闘でまさに手に入れんとする報酬
あらゆる褒章。
私は今まで戦士であり、だから最後の戦闘
最高で最後の!
ぞっとするだろう、死が私を目隠しして、拘束し
地を這わせる。
いや!そのすべてを味見し、食ってやろう
仲間や昔の英雄に倣い。
突如勇者には、最悪は最善に反転するもの
暗黒の瞬間の終結
そして一味の憤怒、魔王の怒号も
弱まり、静まり
変わり行き、苦痛を経て平安に至る。
そして光、そして汝の息
わが魂にある汝の魂!私は汝を再び抱擁し
安息は神とともに。

ブラウニング

純粋な喜び -- ヘッセ

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今日のドイツの詩はヘッセの「純粋な喜び」である。青い大空と青い海と場面を対比させながら、青が象徴する憧れの気分を描いた。ドイツ・ロマン派の伝統を感じさせるが、古めかしくはなく、私のヘッセへの思い入れを満足させてくれる小品である。


Reine Lust

Ich weiß auf Erden keine reinere Lust
Als still zu ruhen an der Erde Brust,
Auf heißer Mauer an bestaubten Wegen,
Wenn über mir das tiefe Blau sich dehnt
Und einem ungekannten Glück entgegen
Mein Wunsch sich leise und mit Lächeln sehnt.

Ich weiß nur Eine, die mich gleich erfaßt:
Auf einem schmalen Ruderbrett mich wiegen,
Wenn ringsum leuchtend in der Mittagsglast
Die Weiten eines blauen Meeres liegen
Und fern ein Schiff das weiße Segel regt,
Das meine müde Sehnsucht heimwärts trägt.

Hesse


純粋な喜び

僕のこの世で最も純粋な喜びは
静かに地上の懐で休むこと。
埃にまみれた道端の暑い壁で
深い青が僕の頭上に広がり
体験していない幸運に対する
希望が優しく微笑み現れる時。

狭いボートの甲板に揺られ
同じ気分に一度だけなった。
あたり一面は真昼の輝き
青い海が広々と横たわり
遥か遠くに船の白い帆が動き
僕に郷愁の気持ちが生じた時。

ヘッセ

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146.ブラームスからヘルツォーゲンベルクへ

[ウィーン、1884年12月1日]

 親愛なる友へ

 ほんの急ぎの手紙です。私には毎日コンサートがあります。ウィーンだけではありません。演奏するだけではなく、ただ座って聴かなければならないのもあります。これが疲れるのです(1)。4日にハンブルク等に向かう予定です。1750マルクを例の目的(2)のために送らなければなりません。

  私はあなたの四重奏曲について書きたいし、実際書くつもりです。ヘックマン四重奏団の巧みな演奏、私の感想を書きたいが、これは現実不可能です。先日はペストに行ってきました。今日はまたコンサートです。いずれ、帰る途中でライプツィッヒに立ち寄って、ぜひお会いしたいと思っています。宛先はカフェ・モーゼル(ラトハウスマルクトの)か、ジムロック社です。 お便りをお願いします。

最も誠実なるあなたのJ.Br.より



(1) 11月から12月のビューローのマイニンゲン管弦楽団演奏旅行の会場は、ウィーン、ブタペスト、グラーツであり、ブラームスは変ロ長調のコンチェルトを演奏した。

(2) 書簡150の基金。


訳注
ブラームスはヘルツォーゲンベルクの四重奏を褒めましたが、彼を問題にしていないことは明らかです。ヘルツォーゲンベルクは音楽史上、秀才中の秀才であることは誰もが認める人物です。エリーザベトのような秀才タイプの女性が評価するのは分かるのですが。

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