|
「今日の詩」も種がつきかけたようである。今日はスティーヴンソンの「アラビアン・ナイト」である。この話知らなかったので、ウェッブで読みかけたて途中で止めてしまった。いろんな版があるだろうけど、アラジンかかシンドバッドぐらいにして欲しかった。また機会があれば読むとして、「お子様向け作家」のスティーヴンソンぐらいは片付けてしまいたい。 Tales Of Arabia Yes, friend, I own these tales of Arabia Smile not, as smiled their flawless originals, Age-old but yet untamed, for ages Pass and the magic is undiminished. Thus, friend, the tales of the old Camaralzaman, Ayoub, the Slave of Love, or the Calendars, Blind-eyed and ill-starred royal scions, Charm us in age as they charmed in childhood. Fair ones, beyond all numerability, Beam from the palace, beam on humanity, Bright-eyed, in truth, yet soul-less houris Offering pleasure and only pleasure. Thus they, the venal Muses Arabian, Unlike, indeed, the nobler divinities, Greek Gods or old time-honoured muses, Easily proffer unloved caresses. Lost, lost, the man who mindeth the minstrelsy; Since still, in sandy, glittering pleasances, Cold, stony fruits, gem-like but quite in- Edible, flatter and wholly starve him. Robert Louis Stevenson. 千夜一夜物語 君たち、僕は「千夜一夜物語」があるよ 笑わないで、本物の原本は笑ったけど 年をとっても、言うことを聞かないし 年をとっても、魔法はまだ効くのだよ。 さてお話は懐かしいカマラルザマン 恋の奴隷、アユーブはカランダル人 無鉄砲で不運な星に生まれた王子さま 子供の時に読んだように面白いお話だよ。 数え切れないぐらいの美しい女の人が 宮殿から光り、人間を照らしたのだよ 目は輝いているけど、心は冷たい天女 楽しませてくれるけど、愛してくれない。 だからアラビアの女神はお金しだい たしかに、もっと気高い神様たとえば ギリシャの神様や昔からの女神と違い 愛してなくてもキスをしてくれる。 歌を聴いたこの男は夢中になり それから砂のようにきらめくお庭で 冷たい石の果物、宝石のようで 食べられない、すっかりお腹が空いた。 スティーヴンソン
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2007年10月10日
全1ページ
[1]
|
今日もカナダの画家トム・トムスンとケベックの詩人アルフォンス・ボールガールの組み合わせである。カナダの風景画家とカナダの胸を締め付けるような寂しい自然の描写に特徴がある詩人である。 Des montagnes très loin... Des montagnes très loin paraissent toutes proches. La grève se déroule à l'ombre des sapins, Et la haute marée ensevelit les roches. Les astres allumés par l'homme sont éteints. Le blanc navire tranche avidement l'écume Qui s'enfonce et renaît en bizarres dessins. La carène, les ponts, les mâts sont une enclume Que le piston, fou de chaleur, frappe à grands coups Comme pour se venger du mal qui le consume. L'azur du ciel se mire au cristal des remous, Le vent fait onduler la plaine d'améthyste, Et l'horizon recule, immense, devant nous. Je suis seul, toujours seul, c'est trop grand, je suis triste. Alphonse BEAUREGARD (1881-1924) はるか彼方の山々 はるか彼方の山が近くに見えた。 砂浜は松の木陰に広がり 高い波頭は岩を覆う。 人が点灯した星はみな消えた。 白い舟が激しく切断する泡は 沈んで再び気味悪い形となる。 船体、デッキ、マストは鉄床 灼熱のピストンが苦労して打つ 舟を消耗させる悪に復讐するよう。 空の青は水晶の渦に写り 風は紫色の平原を揺らし 水平線ははるか彼方に控える。 僕は独り、いつも独り、景色は偉大すぎる、僕は悲しい。 アルフォンス・ボールガール
|
|
今日のドイツの詩はブレヒトの「君のせいで幸せならば」である。彼の劇中セリフの一コマなのだろうか。これがユーモラスな彼の詩の持ち味であるし、今の私のドイツ語の能力からすると有難いことである。 絵はドイツ表現主義の画家、ヒトラーから「退廃芸術家」の称号を頂戴したオットー・ディックス(Otto Dix)の描いたものである。ブレヒトとは合わないかもしれない。ドイツ人の恥かもしれないが、ブレヒトのような危険分子ではない。 Wenn du mich lustig machst ... Wenn du mich lustig machst dann denk ich manchmal: Jetzt könnt ich sterben dann blieb ich glücklich bis an mein End. Wenn du dann alt bist und du an mich denkst seh ich wie heut aus und hast ein Liebchen das ist noch jung Brecht 君のせいで幸せならば 君のせいで幸せならば 僕は君を時々想い出すよ。 今僕が死ねたら 僕は一生涯 幸福というものだ。 君が歳を取ってから 僕を想い出し 僕が今日のように見えたら 君にはまだ若い 恋人がいるからね。 ブレヒト
|
|
156.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ [ウィーン、1885年5月6日] 親愛なる友へ 私は歌を数曲送る誘惑に負けました。それに問題がある場合、「夜鶯(Nachtigall)」(1)あるいは「(Wanderer )」は写譜させないようお願いします。一方、この二つの可愛い生き物に意見を述べたければ大変ありがたいです。私は彼らがほとんど双子だとは言うつもりはありません。私は両者にあらゆる種類の実験を試みております。私はたとえば(21)夜鶯に新しい鳴き声を与えました。でもまだ駄目です。 この小曲にそれぞれ意見があればありがたいのです。厳しい判決で、ぶっきらぼうに「止めてしまえ」ということであっても謝る必要はありません。 さらに付言させていただきますが、もし良いものがあれば、スカルラッティをもっと送ります。私は300曲をこえる古い手稿本を持っていますが、そのうち172曲は未公刊です(3)。チェルニーはこれで選集を作りましたが、選曲も編集も実に見事です。彼の200曲を含む編集は途中で何らかの理由で終わってしまったか、あなたの標本を見逃すはずがありません。あなたは良い古本屋を通して一部(チェルニー版、ハンスリンガー、ウィーン)求めるべきです。今では稀覯本です。私も完全な版を入手するまでにずいぶん待たされました。近いうちにお便りを下さい。 あなたのJ.Br.より (1) 作品97第1曲と作品106第5曲。 (2) ブラームスは「さすらい人」の「道が分かれるここで(hier sich die Strassen scheiden)」の旋律を「夜鶯」に使っている。したがって夜鶯の調べを最初の4小節あるいは歌全体から発見することは明らかに無理である。「標題音楽」に反対する意見としてこれ以上のものはない。 (3) 書簡149。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 洋楽
全1ページ
[1]

桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



