ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

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「今日の詩」の選者が以前に送ってきたらしい詩を取り上げることにした。彼女の詩は無題であるが、それで慣例に従って最初の一行を題名とする。” I Found The Phrase To Every Thought” 「私は考えを表現できたが」である。彼女はどうしても上手く表現できないことを「闇に育った生物に太陽を描いて見せる」ことに喩えた。いつもの彼女らしいバラッド形式である。

彼女の詩を茶化すわけではないが、日食の写真がウィキペディアにあった。


I Found The Phrase To Every Thought

I found the phrase to every thought
I ever had, but one;
And that defies me,--as a hand
Did try to chalk the sun

To races nurtured in the dark;--
How would your own begin?
Can blaze be done in cochineal,
Or noon in mazarin?

Emily Dickinson

私は思った考えを表現する

私は思った考えを表現する
言葉を見つけたけれど、
ただ一つ私に挑戦するのが―
太陽をチョークで塗り

暗闇で育った種族に見せる―
あなたならどうします?
旭光はコチニールで描き
昼はマザリーンにする?

エミリー・ディキンソン

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今日のエミール・ネリガンは彼の一つの類型である、真面目に働いてきたが、報われずに人生を終えた人への哀悼の意を表し、神の祝福を祈るものである。すでにこのブログでも紹介した 修道僧の死 と同じ趣向であると考える。

絵はヴィンセント・ヴァン・ゴッホの「悲しみの老人」である。


Noël de vieil artiste

La bise geint, la porte bat,
Un Ange emporte sa capture.
Noël, sur la pauvre toiture,
Comme un De Profundis, s'abat.

L'artiste est mort en plein combat,
Les yeux rivés à sa sculpture.
La bise geint, la porte bat,
Un Ange emporte sa capture.

Ô Paradis ! puisqu'il tomba,
Tu pris pitié de sa torture.
Qu'il dorme en bonne couverture,
Il eut si froid sur son grabat !

La bise geint, la porte bat...

Emile NELLIGAN (1879-1941)


年老いた職人のイヴ

北風が吹き、扉を叩き
天使が死者を運び出す。
イヴは哀れな小屋にも
「心の底から」の如く。

努力の末に死せる職人
両眼は彫り物に釘付け。
北風が吹き、扉を叩き
天使が死者を運び出す。

天国よ!死したる彼に
彼の苦しみに哀れみを!
彼は柔き毛布を希望し
彼は寒き夜を過ごした!

北風が吹き、扉を叩き...

エミール・ネリガン

早春 -- リルケ

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今日のリルケは季節の詩 “Vorfrühling” 「早春」である。気が早いが、この種の詩は誰が書いてもおおよその見当はつくのでほっとする。


Vorfrühling

Härte schwand. Auf einmal legt sich Schonung
an der Wiesen aufgedecktes Grau.
Kleine Wasser ändern die Betonung.
Zärtlichkeiten, ungenau,

greifen nach der Erde aus dem Raum.
Wege gehen weit ins Land und zeigens.
Unvermutet siehst du seines Steigens
Ausdruck in dem leeren Baum.

Rainer Maria Rilke


早春

厳冬は過ぎ去った。突如、回復が一面
灰色が消えた牧場をおおう。
小さな水の音色が変わる。
籠もっていた優しさが

大地にも手を伸ばす。
道は広がり、方向を示す。
驚くことに、春になって行く表情が
葉が落ちた樹にも見られる。

リルケ

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228.エリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクからブラームスへ

[ニース、ブールバール・カラバセル 9、

1888年10月9日]

 わたしは幻想を抱いていたのでしょうか。それとも正しいのでしょうか。ルガーノからわたしが送った手紙は、まともな人なら返事を書くはずと考えていました。――手紙を書いたあわれな女は、遠方にいるし、失礼を悔い、主人に相談していなかったことを思い出すはずだ、とまあその人物が期待していない限りはね。

 あなたには一言でも手紙を出せたはずでしょう。わたしはありとあらゆる事を考え始めます。あなたがわたしたちを愛し、わたしたちに良かれと思っていることを保証していただきたいのです。エラールで試そうと待っている歌は何処にあるのですか。

 親切な返事と美しい歌と握手をわたしたちに送ってくださるでしょうね。

いつも誠実なあなたのエリーザベト・ヘルツォーゲンベルクより

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