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「今日の詩」は私が別段興味を持っている詩人ではないが、選者がずいぶん前に送ってきたものである。人騒がせなイギリス人であるが、ジャーナリズムが大衆化した時代には、これも文化人が備えるべき特性かもしれない。とくに読んだ気もしない詩であるが、作詩の教材にはなる。一行ラテン語が出てくるが、3詩節3行の詩である。各詩節は同韻であるが、脚韻になりやすい言葉を揃えている。-old, -ay, -ise と英詩を書く場合に必須の言葉が並んでいる。多作な彼がどういう動機で、どんな出版物で発表したのかは興味がある。 The Birds When Jesus Christ was four years old The angels brought Him toys of gold, Which no man ever had bought or sold. And yet with these He would not play. He made Him small fowl out of clay, And blessed them till they flew away: Tu creasti Domine Jesus Christ, Thou child so wise, Bless mine hands and fill mine eyes, And bring my soul to Paradise. Hilaire Belloc 鳥 イェス・キリストが4才のとき 天使が持ってきた金のおもちゃ いまだ誰も売り買いしていない。 しかし彼はそれで遊ぼうとせず 粘土から小さな鳥をこしらえて 飛び立たつ前には祝福を与えた。 主汝を創り給えり イェス・キリスト、汝賢き御子 わが手を祝福し、わが眼を満たし わが魂を天国へとみちびき給え。 ヒラリー・ベロック
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2007年12月28日
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今日のリルケはある一族の墓を訪問したのだろうか。題名は “Auferstehung” 「甦り」である。韻文の制約の中で随分ストーリーを展開したものである。家族が全員揃うのを墓場で待っていたが、最後の二人が加わり、伯爵を先頭に天国へ旅立つというお話である。韻文だから固有名詞は作者の都合で決められたのであろうが、このような死後の世界に私は疎いが、このように一家そろって旅立つという話は始めてで面白かった。 Auferstehung Der Graf vernimmt die Töne, er sieht einen lichten Riß; er weckt seine dreizehn Söhne im Erb-Begräbnis. Er grüßt seine beiden Frauen ehrerbietig von weit -; und alle voll Vertrauen, stehn auf zur Ewigkeit und warten nur noch auf Erich und Ulriken Dorotheen, die sieben- und dreizehnjährig, (sechzehnhundertzehn) verstorben sind in Flandern, um heute vor den andern unbeirrt herzugehn. Rainer Maria Rilke 甦り 伯爵は音を聞きつけ 洩れる光を目にした。 彼は先祖の墓に眠る 息子十三人を起こす。 二人の妻に遠くから 真心込めて挨拶する。 一家は信念に満ちて 永遠へと立ち上がり 九歳のエーリッヒと 十三歳のウルリケ・ ドロテーンを待つ (千六百十人)が フランドルで死亡 今日は堂々として 見送られ進み行く。 リルケ
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234.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ [ウィーン、1888年11月3日] 親愛なる奥様 千の感謝を送ります。しかし、ソナタの手紙で有頂天になりましたが、もう一通の手紙(1)よりも疑いたくなります。「ジプシーの歌」 がそんなに結構なお言葉をいただけるとは期待していませんでした。私は偽善的行為とせずに判断の誤りと考えたいのですが、さしあたりは、急ぎではあるが、深い感謝の意を表したいと思います。 フラウ・シューマンに手紙を出したところです。彼女がソナタを見たがっている場合には、すぐに彼女のところに転送願います。その後で写本をなんとかしましょう。 私の作品であなたに関心があるのはないだろうかと思いました。手許には、移調と編曲があるだけですが、特定の作品を(バイオリン・ソナタの一番とか)言っていただければ、手に入れましょう。プラーテン物(2)は私よりもアストールに頼んだ方が簡単でしょう。 もう一度深く感謝します。この前の手紙が本当の親切心より砂糖を多めにしたのであれば、つぎは胡椒を利かせてください。 感謝するあなたのJoh.Br.より (1)書簡232。 (2)作品32(書簡232の「夜中にはねおきて」を含む)はリーター・ビーダーマンから出版されている。
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...


