ヘ短調作品34

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I heard a fly buzz when I died;
The stillness round my form
Was like the stillness in the air
Between the heaves of storm.

The eyes beside had wrung them dry,
And breaths were gathering sure
For that last onset, when the king
Be witnessed in his power.

I willed my keepsakes, signed away
What portion of me I
Could make assignable,-and then
There interposed a fly,

With blue, uncertain, stumbling buzz,
Between the light and me;
And then the windows failed, and then
I could not see to see.

Emily Dickinson


死の床で私はハエの羽音を聞いた

死の床で私はハエの羽音を聞いた。
床の周囲は静まりかえり
まるで嵐の合間の
空の静けさだった。

涙も枯れた人達の目
やがて息づかいはついに
最高権力の王が現れる
始まりの時が来た。

私は遺言で形見分けし  
私の相続分で譲れるもの
すべてを譲った ― そこへ
ハエがブーンと

薄気味悪い不規則な羽音をたて
灯と私の間に割り込んだ。
おまけに窓が暗くなり
私は見ようにも見えなくなった。


エミリー・ディキンソン

今回エミリーはご臨終である。死を暗示する不快な生き物はどの社会にもあるだろうが、ハエというのは他に例があるだろうか。たしかにハエは死体の腐敗に群がる。死体を待っているのであろうか。あまりに符号化された「死」をもってこないところが面白いか。

この日常的な虫の羽音は死の部屋の静寂さを強調する効果はたしかにある。取り巻く自然の静寂さと死を受け入れる詩人の精神的静寂さである。

なぜハエ(fly)が登場したのだろうか。第1行は大切な行である。この第1行には I, fly , I, diedと同じ母音の音が8シラブル中4語ある。この assonance の効果を狙って「死」をハエで表したのか。結果的にそうなったのか。朗読した感じは悪くない。


絵はまったく詩と合わない。無いのも寂しい。

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