ヘ短調作品34

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輝く星 -- キーツ

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今回は25才で夭折した天才キーツ最晩年の有名な詩「輝く星」である。キーツはロマン派の詩人であるから、修飾語が多く、理解しやすいはずである。以前全訳を断念した「聖アグネスの夜」同様今回も解読と日本語の対応関係に苦労した。主語とか動詞とかの標準的な構文解析が可能なのか。最初の8行は挿入句 ”would I were stedfast as thou art―“ を除いてすべて starを修飾している。
後半も詩人のことを歌っているのだろうが標準的な構造ではない。

大意は、夜の清冽な自然を見守る星を、苦行僧の誠実さに喩えて賛美し、後半は星に劣らず誠実に傍らに眠る女を見守る詩人を表現したものと解釈した。ロマン派ならではの詩であるが、この二年間に読んだのロマン派の詩に比べてエロティックである。


Bright Star

Bright star, would I were stedfast as thou art--
Not in lone splendour hung aloft the night
And watching, with eternal lids apart,
Like nature's patient, sleepless Eremite,
The moving waters at their priestlike task
Of pure ablution round earth's human shores,
Or gazing on the new soft-fallen mask
Of snow upon the mountains and the moors--
No--yet still stedfast, still unchangeable,
Pillow'd upon my fair love's ripening breast,
To feel for ever its soft fall and swell,
Awake for ever in a sweet unrest,
Still, still to hear her tender-taken breath,
And so live ever--or else swoon to death.

John Keats


輝く星

輝く星よ、我汝のごとく誠実なりせば ―
夜空に眩く光る汝は孤独にあらず
汝は遠く離れし瞼とともに
不眠で勤行する隠遁僧のごとく
勤めを果たすべく監視する
大地の岸を浄め流れる水を―
あるいは凝視する
山や沼を初めて覆う淡き雪を―
いや ― さらに一途にして誠実
我が恋人の豊かな胸に頭を沈め
とわに胸のうねりを感じ
とわに甘き不安に目ざめ
さらに優しき彼女の息を聴き
生き続けん ― あるいは恍惚にひたりて死なん。

キーツ



14行詩ソネットの形式を取っている。韻により何種類かのソネットがあるが、今回のキーツのソネットはシェイクスピア型のソネットである。たがし詩節に分けられていないのが特徴である。最後の言葉を一覧する。

[art, night, apart, Eremite,]
[task, shores, mask, moors]
[unchangeable, breast, swell, unrest,]
[breath, death.]

構造は次のようである。

[a, b, a, b]
[c, d, c, d]
[e, f, e, f]
[d, d.]

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