ヘ短調作品34

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絆と愛 -- フロスト

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「今日の詩」はフロストの「絆と自由」である。「拘束と自由」という訳も考えたが、そこまで愛を否定的に捉えていないと思う。いずれにしても「思考」の自由性を大宇宙に瞬く星の光にたとえている。彼らしい韻文詩である。


Bond and Free

Love has earth to which she clings
With hills and circling arms about--
Wall within wall to shut fear out.
But thought has need of no such things,
For thought has a pair of dauntless wings.

On snow and sand and turn, I see
Where Love has left a printed trace
With straining in the world's embrace.
And such is Love and glad to be
But thought has shaken his ankles free.

Thought cleaves the interstellar gloom
And sits in Sirius' disc all night,
Till day makes him retrace his flight
With smell of burning on every plume,
Back past the sun to an earthly room.

His gains in heaven are what they are.
Yet some say Love by being thrall
And simply staying possesses all
In several beauty that Thought fares far
To find fused in another star.

Robert Frost.



絆と愛

愛には大地があり
へばりつく高台と周囲の武器 ―
恐怖を締め出す城壁内の城壁。
思考にはこんなものは必要ない
思考にはビクともしない翼がある。

雪、砂、曲がり角の上には
愛が世界の抱擁で
印した跡がある。
これを嬉ぶのが愛であるが
思考は踵を振り払う

思考は宇宙の闇を分け入り
夜明けまでシリウスの円盤に座り
日の出とともに焼ける匂いを舞い上げ
飛行の路を引き返し
太陽を通り過ぎて場所に戻る。

思考はただ元に戻るだけである
愛はひたすら尽くし
とどまっては美で虜にするという
思考はさらに遠く他の星に旅し
美が融合するのを見る。

フロスト




4詩節から構成され、各詩節は5行からなり、脚韻の構造は全詩節で一貫している。記号的に表現すれば

[a, b, b, a, a]

となっている。

テーマは新しいが、20世紀の詩人にしては韻に拘っている。また前衛的なグループからの誘いにも乗らなかった。これも彼の人気に貢献しているように思われる。

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