ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

「今日の詩」の選者が忘れていたフロストをさらに送ってきていた。今や荒れ果てた墓地に訪れる人の心理を描いたものである。それにしても、墓碑銘を見る限り、西洋の死者はなかなか往生際が悪いと言うか、この世に未練を残しているように思われる。


In A Disused Graveyard

The living come with grassy tread
To read the gravestones on the hill;
The graveyard draws the living still,
But never anymore the dead.
The verses in it say and say:
"The ones who living come today
To read the stones and go away
Tomorrow dead will come to stay."
So sure of death the marbles rhyme,
Yet can't help marking all the time
How no one dead will seem to come.
What is it men are shrinking from?
It would be easy to be clever
And tell the stones: Men hate to die
And have stopped dying now forever.
I think they would believe the lie.

Robert Frost


荒れ果てた墓地

生者は草を踏みしめて来て
岡の上にある墓碑銘を読む。
墓地には依然生者が来るが
新たな死者はもう来ない。
そこら中に韻文が書いてある。
「今生きて此処に来たり
去りて朝に死する人よ
汝が留まらんことを願う」
大理石の韻文は死を確信し
死者が訪問できないことを
注意することを忘れていない。
人が怖がるものは何か?
考えるまでもなく答えは簡単。
人は死にたくないし
何としても今死ぬことは避けたい。
人はこの偽りの言葉を信じるようだ。

フロスト

ラヴェンナ -- ヘッセ

イメージ 1

今日のドイツ語の詩はヘルマン・ヘッセのラヴェンナである。印象深い詩であり、ドイツ系の作曲家が作曲している。


Ravenna

Ich bin auch in Ravenna gewesen,
Ist eine kleine, tote Stadt,
Die Kirchen und viel Ruinen hat,
Man kann davon in den Büchern lesen.

Du gehst hindurch und schaust dich um,
Die Straßen sind so trüb und naß
Und sind so tausendjährig stumm,
Und überall wächst Moos und Gras!

Das ist wie alte Lieder sind,
Man hört sie an und keiner lacht,
Ein jeder lauscht und jeder sinnt
Hernach daran bis in die Nacht.

Hermann Hesse


ラヴェンナ

僕が以前訪れたことがある
ラヴェンナは死せる小都市。
書物に書かれているように
教会と無数の遺跡がある。

通り抜け見て回ってごらん
街は湿気て、とても暗い。
千年の間沈黙を守ったまま
至る所に生えている草と苔。

都市はさながら古い民謡
耳にすると、皆真面目に
つい聞きほれ、夜中まで
考え込んでは想い出す。

ヘルマン・ヘッセ

イメージ 1

50.ブラームスからエリーザベト・ヘルツォーゲンベルクへ

[ウィーン、1878年12月15日]

 親愛なる友へ

 あなたが受け取ったかどうかを知りたかったのです。受け取っていないと厄介なことになります。あなたはいろんな言い訳にパテ・ド・フォアグラをかけておくのをお忘れです。ユトレヒトのエンゲルマン演奏会が終わったら、ロ短調をエンマに代わって彼に演奏して上げてはいかがですかな。あなたは信じられないし、その気もないでしょうが、私は大変慎み深い男でありまして、かかる優しい心遣いでご機嫌を伺うような真似はいたしません。

 さて、私には特別なお願いがあり、これをそっくり実行して頂けるか葉書で返事を下さればありがたいのです。毎日リンブルガー理事に手紙を出そうとしていま すが、あなたかヘルツォーゲンベルクが彼と面会して、私が新年には行きたくないことを理解させてほしいのです。ヨアヒムがこちらに来る予定で、彼とコンチェルト(訳注1)を試す機会を持ち、公演に向いているかどうか判断したいのです。それがかなり満足のいくものであれば、あなたにもいずれ聴いて頂けると思います。 領事は私を招いて、ハ短調(1)その他を指揮させようということですが、どうしてもその気にはなれません。そちらの指揮者は何のためにいるのですか。印刷される前には、そしてそのときだけですが、自分の作品は自分で演奏したい気になるものです。

 ヨアヒムは非常に忙しく、あなたの場合と同様、私の写譜職人も仕事をこなし切れません。彼がきちんと写譜された自分のパートを手にするのは明日が初めてです。彼には29日とそれ以外にも大きなコンサートの予定があります。領事にこのことを話してください。とにかく、領事にすぐにも会って頂くのが切実なお願いです。彼に最後の返事を書いた気持ちになりたいのです。
* * * * *
 結局葉書ではなく便箋で書いてこられることになるかもしれませんが、オランダでは大学の休みが始まっているか、それとあなたのユトレヒト訪問の裏に何か悪いことでもあるのか教えてください。

 グリーク(2)(訳注2)もライプツィヒにいましたが、うまくいきましたかな。私はリーターの新聞(3)で彼の公演の悪評を今読んだところです。つまり希望がもてるということですな。

 さて私のことばかり書いてしまいました。深くお詫びします。内容を変更するのはもう手遅れです。

誠実なるJ.Brより




(1) 第一交響曲。ゲバントハウスの新年のコンサートで再度公演されることになった。

(2) エドワルト・グリーク(Edvard Grieg, 1843-1907)、ノルウェーの作曲家。

(3) Allgemeine Musikalische Zeitung。リーター・ビーダーマン社発行。1866年に設立し、1882年に廃刊。1869年以来はフリードリッヒ・クリサンダーが編集。


訳注

1.ヨアヒムに献呈されたヴァイオリン・コンチェルトの演奏が一月のライプツッヒの新年のコンサートの目玉になりそうです。ここで紹介するのはヘンリク・シェリングの演奏である。


全1ページ

[1]


.
fminorop34
fminorop34
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事