ヘ短調作品34

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「今日の詩」はフロストの詩である。題名は Good-Bye, And Keep Cold (さようなら、寒さに耐えてな)である。この詩は彼が出版した詩集に収録されたものではなく、新聞か雑誌に投稿されたものである。いよいよ冬の季節が到来して、農場の端にあり、植え付けたばかりの果樹園に別れを告げる農場主の気持ちを歌ったものである。私は目を通し、すぐに気に入った。今日も音声入力は、期待以上の働きをしてくれたおかげで、私としては早く投稿できることになった。誤訳はおいおい、修正していくつもりである。


Good-Bye, And Keep Cold

This saying good-bye on the edge of the dark
And cold to an orchard so young in the bark
Reminds me of all that can happen to harm
An orchard away at the end of the farm
All winter, cut off by a hill from the house.
I don't want it girdled by rabbit and mouse,
I don't want it dreamily nibbled for browse
By deer, and I don't want it budded by grouse.
(If certain it wouldn't be idle to call
I'd summon grouse, rabbit, and deer to the wall
And warn them away with a stick for a gun.)
I don't want it stirred by the heat of the sun.
(We made it secure against being, I hope,
By setting it out on a northerly slope.)
No orchard's the worse for the wintriest storm;
But one thing about it, it mustn't get warm.
"How often already you've had to be told,
Keep cold, young orchard. Good-bye and keep cold.
Dread fifty above more than fifty below."
I have to be gone for a season or so.
My business awhile is with different trees,
Less carefully nourished, less fruitful than these,
And such as is done to their wood with an axe--
Maples and birches and tamaracks.
I wish I could promise to lie in the night
And think of an orchard's arboreal plight
When slowly (and nobody comes with a light)
Its heart sinks lower under the sod.
But something has to be left to God.

Frost


さようなら、寒さに耐えてな

まだ植え始めたばかりの果樹園、暗く
寒い縁でズドンと一発別れの挨拶をして
この冬、わが家から丘で切り離され
農場の端にある果樹園で起こる
ことをあれこれ考えてしまった。
ウサギやネズミの住処になって欲しくはない
鹿がうっとりして苗木をかじるのも
雷鳥が若芽をつまむ摘むのも嫌だ。
(連中を集めるのが馬鹿げていなければ
雷鳥、兎、鹿を壁に呼び寄せ
銃の代わりに棒で脅してやるのだが)
厳しい冬の嵐は果樹園に最悪だ。
(だから嵐から守るために
北側の斜面に果樹園を植える)
ただ一つ、暖かい冬もいけないのだ。
「君に何度も繰り返し言っただろう
寒さに耐えることだよ。さようなら
50度以下より50度以上の方が怖いよ」
僕はしばらくここに来れない。
しばらくの別の木の仕事がある
放ってあり、果実もならないから
木に斧をあてるような仕事だ −
楓、白樺、カラ松。
僕は夜中に床につきながら
果樹園を想うと約束しよう、苦境に陥り
じわじわと(誰も灯りを持ってこない)
果樹が草葉の陰に沈み
半ば神の手に委ねられるとき。

フロスト


韻は相変わらずお見事である。伝統的な英雄韻というのだろうか、heroic rhyme である。すなわち、
[a, a, b, b, c, c, .....]と続いていく。

写真はおおよそ植え付けたばかりの果樹園とは言い難いが、これしかなかった。

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28.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ

アムステルダム、1878年2月3日

 親愛なる友へ

 この際、取り急いでこの短い手紙を書くのは不適切であることを重々承知しております。あなたの一部賞嘆すべき、全体としては心優しく、魅力あふれるお手紙に感謝の意を表するために何かできればと考えております。

 賞嘆すべきは「魔の炎」論文です。

 私はフラウ・シューマンを慰めの手紙を書き、説得を試みました。しかし、われらの友はあの化け物を全然怖がってはいませんでした。彼女はさりげなく聞くつもりはありませんと返事してきました。

ビュルナーには書いてはいません。私のポケットは回答のない手紙でいっぱいです。私はあなたの論文を送ってみたい気もしています。しかしこの問題は成り行きに任せていかがでしょう。フラウ・シューマンの気が変わらなければ、私はドレスデンに行きますし、あなたも来られることを希望します。 オランダは実に魅力的です。第二番(1)は音楽家にも大衆にも受け入れられ、私の滞在はまずまずです。4日と8日にアムステルダムで、6日にはハーグで公演されます。さらに第一が5日アムステルダムで、いってみれば大衆コンサートですが、公演される予定です。 しかし、あなたは私がエドワード(Edward) (すみませんが、エードゥアルトではありません)を早く返してほしいと考えておられるのですか(2)。私は口下手ですが、あなたは意識しすぎておられます。この曲について、あなたからありがたいお言葉を頂戴し非常に困惑し、独り言を言いました。「なぜあなたはもっと問題にしないのか。もっと良くなるはずだ。」私が間違っているかもしれませんが、興味ある評判ではあります。 私は9日に発ちます。ほかに送られるものはありませんか。ところで私は、「より重要な」記事のことで払われた面倒にまだ感謝しておりませんでした。しかし、手紙が入っているのが最良の小包です。より大きな感謝に値します。今日の所は、ご主人や皆さんによろしくとだけ申し上げることにします。

いつもあなたの誠実なJ.ブラームス

Edward を Eduard と、Symphonie を Sinfonie と綴るとは、私も哀れですね。




(1) ニ長調交響曲

(2) つまり出版を急いではいなかった。しかしながら、この年の秋には出版されたのである。

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