ヘ短調作品34

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へばって -- ローソン

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「今日の詩」は昨日送られてきたものである。以前植民地時代のオーストラリアでもっとも有名な詩人・小説家であり、その時代の証言者である。私は彼の詩「何といっても」に印象を受けたが、その後さっぱり送ってこなくなり忘れかけていた。早速翻訳にかかった。やはりオーストラリアの英語はOEDの助けがないと出来なかったが、些細なところで誤訳があるかもしれない。「何といっても」で未来に微かな曙光を見た気がしたが、地獄の中に逆戻りした感じである。


Knocked Up

I'm lyin' on the barren ground that's baked and cracked with drought,
And dunno if my legs or back or heart is most wore out;
I've got no spirits left to rise and smooth me achin' brow --
I'm too knocked up to light a fire and bile the billy now.

Oh it's trampin', trampin', tra-a-mpin', in flies an' dust an' heat,
Or it's trampin' trampin' tra-a-a-mpin'
through mud and slush 'n sleet;
It's tramp an' tramp for tucker -- one everlastin' strife,
An' wearin' out yer boots an' heart in the wastin' of yer life.

They whine o' lost an' wasted lives in idleness and crime --
I've wasted mine for twenty years, and grafted all the time
And never drunk the stuff I earned, nor gambled when I shore --
But somehow when yer on the track yer life seems wasted more.

A long dry stretch of thirty miles I've tramped this broilin' day,
All for the off-chance of a job a hundred miles away;
There's twenty hungry beggars wild for any job this year,
An' fifty might be at the shed while I am lyin' here.

The sinews in my legs seem drawn, red-hot -- 'n that's the truth;
I seem to weigh a ton, and ache like one tremendous tooth;
I'm stung between my shoulder-blades -- my blessed back seems broke;
I'm too knocked out to eat a bite -- I'm too knocked up to smoke.

The blessed rain is comin' too -- there's oceans in the sky,
An' I suppose I must get up and rig the blessed fly;
The heat is bad, the water's bad, the flies a crimson curse,
The grub is bad, mosquitoes damned -- but rheumatism's worse.

I wonder why poor blokes like me will stick so fast ter breath,
Though Shakespeare says it is the fear of somethin' after death;
But though Eternity be cursed with God's almighty curse --
What ever that same somethin' is I swear it can't be worse.

For it's trampin', trampin', tra-a-mpin' thro' hell across the plain,
And it's trampin' trampin' tra-a-mpin' thro' slush 'n mud 'n rain --
A livin' worse than any dog -- without a home 'n wife,
A-wearin' out yer heart 'n soul in the wastin' of yer life.

Henry Lawson


へばって

俺は日照りで焼けこげ、ひび割れした草もない地面に横になり
足や背中や心臓が弱っているのかどうかも分かりゃしない。
俺には起き上がって、頭痛をおさえる気力もない −
へばって、火も起こせないし、缶も沸かせない。

ああ、テクテクと歩いて、歩いて、歩く、蝿と埃と熱の中
ああ、テクテクと歩いて、歩いて、歩く、泥とぬかるむ霙の中
食うためにテクテクと歩いて、歩く − この難儀いつまで続く
靴と心臓をすり減らし、命を縮める。

怠けや犯罪で人生を棒に振り、泣く奴がいるが
俺は20年間身を削ってきたが、なんとか繋ぎ
稼いだ金は飲まなかったし、博打もしなかった −
なぜか道中の奴らの人生はもっと無駄にしたようだ。

このクソ熱い日中、30マイルも乾いた道のりをテクテク歩く
100マイル先にあるかもしれない職のため。
腹を空かせて、仕事なら何でも良い連中が今年は20人いるし
俺がここにいるとき、馬小屋にはもう50人いるかも知れん。

俺の脚の筋肉は赤くただれ、なくなっちまった − 嘘じゃない。
俺の体重は1トンにもなったようだし、虫歯のように痛むのだ。
俺の両肩の骨を痛みが走り − いまいましい俺の背中は砕けたようだ。
俺はへばって一口も喉に通らない − 俺はへばってタバコも吸えない。

いまいましい雨も来そうだ − 空には海があるのさ
俺は起き上がって逃げる準備をしなきゃならぬ。
暑さも悪けりゃ、水も悪い、蝿はぞっとする
虫は悪いし、蚊はいやらしい − もっと質の悪いリューマチ。

どうして俺みたいな貧乏人が息せき切って生に執着するのか?
たしかにシェイクスピアは死後の何かの恐怖だと言っている。
全能の神により未来永劫呪われるとしても − 俺は断言する
その何とやらだが、絶対にこれ以上は悪くない。

平原を超えて地獄をテクテク、歩き、歩き、歩く
霙と泥と雨の中をテクテク、歩き、歩き、歩く −
犬よりひどい人生 − 小屋も雌犬もいない。
心臓も魂も削り、命を縮める。

ヘンリー・ローソン

青葉 -- シュトルム

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今日初めてドイツの夏の詩に巡り会った。私は他の季節を体験してないが、ドイツの夏の素晴らしさは知っているつもりである。


Ein grünes Blatt

Ein Blatt aus sommerlichen Tagen,
Ich nahm es so im Wandern mit,
Auf daß es einst mir möge sagen,
Wie laut die Nachtigall geschlagen,
Wie grün der Wald, den ich durchschritt

Storm, Theodor (1817-1888)

青葉

散歩に出かけた夏の日
拾ってきた一枚の葉。
私は話が出来ればと!
ナイチンゲールの歌の響き
通り抜けた森の鮮やかな緑。

シュトルム

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55.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ

[ウィーン、1879年1月]

 大変親愛なる友へ

 私はあなたが私の整理整頓にかんしてどうお考えか知りませんが、私が聞かなくてはいけない質問によって意見を変えないでください。

 あなたのお兄さんは、ショパンのマズルカ作品41の2(1)、ホ短調の原稿を私に預けられましたでしょうか。彼のマズルカの多くの版や写本がここに長年にわたって山のように積もってきました。そこで私は昨日この整理に真面目に取り組んでみました。ヘルテル所有の作品41の印刷業者による写本以外のも、二番の自筆原稿があります。私は、うすい鉛筆で印をつける癖があるので、それがヘルテルの物であるとは思えないのです。たとえば、マズルカの束にはあなたのお兄さんの名前があります…わたしはいくえにも言い訳と弁明をお願いしなければなりません。あなたが整理以外のことでも私に厳しい判断をしておられることを知ってさえいたら、わずかばかりの整理のことで後悔することはなかったのに。

 私の演奏旅行はライプツィッヒ(2)の後は坂を下るようなものでした。ライプツィッヒ以上に楽しくはありませんでした。まあ演奏旅行ではどこでも友人やもてなしがあるわけではないから、すこしは大げさかもしれませんが。ささやかな点では、むしろ成功だったでしょうか。聴衆はより温かく活気もありました。ヨアヒムはリハーサルごとに私の作品をより美しく演奏しました。ここでのコンサートでは、彼のカデンツァはあまりに見事で、聴衆は私のコーダに入ってようやく拍手を止めました。でも、フンボルト・シュトラーセに戻り、三人の女たちにもみくちゃにされる特権に比べたら、それが一体なんなのでしょう。あなたは「女性」という言葉には賛成されませんでしょう。

 私はあなた方がノルウェーには行かれないことを希望します。それよりケルンテンにいらっしゃい。あるいはバーデンに行かれるなら、私はお会いできるでしょう。互いの仲間に会えるという利点があります。かならずしも私の仲間ばかりではありません。取り急ぎ失礼しますが、お仲間にはよろしくお伝えください。

誠実なるあなたのJ.Br.より




(1)この財産の所有者はヘルテル社であった。

(2)ヨアヒムは1月14日ウィーンでバイオリン・コンチェルトを演奏した。その後、一人でイギリス日渡り、クリスタル・パレスでは要請に応じて二度演奏した。ブラームスと再会後、ブレーメン、ハンブルク、ベルリンで共演した。

訳注

ヴァイオリン・ソナタ第一番の第三楽章。演奏はパールマンとバレンボイム。


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