ヘ短調作品34

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「今日の詩」はスティーヴンソンの「子供の詩の園」の一遍「僕のカゲ」である。バージニア・ウルフから罵られた「お子様向けの文学者」のまさに「お子様向け」の詩である。スティーヴンソンにも言い分はあるはず。悔しかったら、バージニアも「お子様向け」の詩の一つでも書いてみろと言いたいところだが、反論する前に彼は死んでしまった。


My Shadow

From Child's Garden of Verses

I have a little shadow that goes in and out with me,
And what can be the use of him is more than I can see.
He is very, very like me from the heels up to the head;
And I see him jump before me, when I jump into my bed.

The funniest thing about him is the way he likes to grow--
Not at all like proper children, which is always very slow;
For he sometimes shoots up taller like an india-rubber ball,
And he sometimes goes so little that there's none of him at all.

He hasn't got a notion of how children ought to play,
And can only make a fool of me in every sort of way.
He stays so close behind me, he's a coward you can see;
I'd think shame to stick to nursie as that shadow sticks to me!

One morning, very early, before the sun was up,
I rose and found the shining dew on every buttercup;
But my lazy little shadow, like an arrant sleepy-head,
Had stayed at home behind me and was fast asleep in bed.

Robert Louis Stevenson


僕のカゲ

子供の詩の園から

かわいいカゲがいつも僕にぴったりついて歩き
カゲがなんの役に立つかは、僕にはわからない。
カゲは頭のてっぺんから足のさきまで僕にそっくり。
僕がベッドに飛びこむ前に、カゲは飛びこんでいる。

とっても面白いのは、カゲが大きくなりたがる様子 −
ふつうの子供はゆっくりだが、カゲはまったくちがう。
インドゴムのボールのように急に背が高くなったり
小さくなったり、まるきり見えなくなることがある。

カゲは子供の遊び方というものを知らずに育ち
出来ることは、僕をいろいろとからかうこと。
僕の後ろについて、カゲは気が小さいと思うだろう。
カゲのように君たち姉やについていたら、恥ずかしいよね。

ある朝、太陽がのぼる前のことだけど
起きたら、キンポウゲに露が輝いていたよ。
でも僕のカゲ君すっかり寝ぼけてしまい
ベッドでぐっすり眠り、僕についてこなかったよ。

スティーヴンソン

愛する星よ -- ヘッセ

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今日のドイツの詩は、ヘルマン・ヘッセの「愛する星よ」である。ドイツ・ロマン派の影響を色濃く残しているように見える。おそらく彼の初期の作品であろう。


Der Geliebten

Wieder fällt ein Blatt von meinem Baum,
Wieder welkt von meinen Blumen eine,
Wunderlich in ungewissem Scheine
Grüßt mich meines Lebens wirrer Traum.

Dunkel blickt die Leere rings mich an,
Aber in der Wölbung Mitte lacht
Ein Gestirn voll Trost durch alle Nacht,
Nah und näher zieht es seine Bahn.

Guter Stern, der meine Nacht versüßt,
Den mein Schicksal nah und näher zieht,
Fühlst du, wie mein Herz mit stummem Lied
Dir entgegenharrt und dich begrüßt?

Sieh, noch ist voll Einsamkeit mein Blick,
Langsam nur darf ich zu dir erwachen,
Darf ich wieder weinen, wieder lachen
Und vertrauen dir und dem Geschick.

Hesse


愛する星よ

また私の樹から一葉が落ち
また私の花の一輪が萎み
なぜか朦朧とした輝きから
私の人生の混沌たる夢がくる。

暗い空虚が私を凝視し
星が一晩中天蓋の中央で
慰めるかのように微笑み
星は軌道にのり次第に近づく。

私の夜を豊かにする良き星
私の運が次第に向いてくる星
私の心が無言の歌で、君を待ちわび
君を歓迎するのを感じるかい?

ごらん、私の瞳は孤独に満ちて
私は君のそばで目覚めたい
もう一度泣き、もう一度笑い
君と私の運を信じたいのだ。

ヘッセ

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98.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ

〔ウィーン、1881年11月18日〕

 ご親切な手紙大変ありがとうございました。そうあるべきことはそうなるでしょう。しかし、わたしはご主人を一人で行かせる前にもう一度考えてみることにしますわ。どこかで――たとえば新年(1)で――倹約すれば、あなたは赤字を埋め合わせられるかもしれません。

 いずれにせよ、よろしく。

哀れな旅人より




(1) ブラームスから言い出した訪問であるから節約は可能である。

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