ヘ短調作品34

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庭の蛍 -- フロスト

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「今日の詩」はフロストの小品「庭の蛍」である。6行の詩であるが、脚韻が愛らしく整っている。構造は [a, a, a, b, b, b] である。

Fireflies in the Garden

Here come real stars to fill the upper skies,
And here on earth come emulating flies,
That though they never equal stars in size,
(And they were never really stars at heart)
Achieve at times a very star-like start.
Only, of course, they can't sustain the part.

Frost


庭の蛍

上空には夜を埋め尽くさんと真の星が登場し
地上には星に対抗心を燃やし蛍が登場する。
蛍は大きさでは星には敵わないが
(それに蛍も内心星とは思っていない)
ただ時間だけは星とほぼ同じスタートを切る。
もちろん蛍はその役割をいつまでも維持できないが。

フロスト

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今日から、ドイツの詩はトラークルの詩集「眠れるセバスチアン」の詩群「死の七つの歌」に入る。詩群を「死の七つの歌」と題しているが、詩群に「死の七つの歌」という同名の詩が含まれている。これは詩群「眠れるセバスチアン」や「孤独者の秋」と同様である。詩群の性格を代表する詩に位置づけるのか注釈学者ではないので私には不明である。今はドイツ語の勉強である。今日はその冒頭の詩「安息と沈黙」である。


<<Siebengesang des Todes>>

<Ruh und Schweigen>

Hirten begruben die Sonne im kahlen Wald.
Ein Fischer zog
In härenem Netz den Mond aus frierendem Weiher.

In blauem Kristall
Wohnt der bleiche Mensch, die Wang’ an seine Sterne gelehnt;
Oder er neigt das Haupt in purpurnem Schlaf.

Doch immer rührt der schwarze Flug der Vögel
Den Schauenden, das Heilige blauer Blumen,
Denkt die nahe Stille Vergessenes, erloschene Engel.

Wieder nachtet die Stirne in mondenem Gestein;
Ein strahlender Jüngling
Erscheint die Schwester in Herbst und schwarzer Verwesung.

Trakl


<<死の七つの歌>>

安息と沈黙

羊飼いたちは太陽を枯れた森に埋めた。
漁師は月を
凍てつく沼の髪で織った網で引き上げた。

青き水晶に
住む青白き男、彼の星に凭れる頬
この男は頭を傾け真紅の眠りに入る。

鳥の黒き飛行が感動させる
観察者、青き花の神聖
周囲の静寂が思う、忘れられし者、消え去る天使たち。

再び表情は夜になり、月の石に入り
輝く青春
妹が登場する秋と黒き腐敗の時。

トラークル

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105.ブラームスからヘルツォーゲンベルクへ

〔ウィーン、1882年3月21日〕

親愛なるともへ

 あなたにささやかな(mf)(1)お願いがあります。ヘルテル社から、カンタータ131―140を送ってくる前に、バッハ全集(2)の年間セット27(1877)の金を請求してきました。私はカンタータ121―130を持っていますが、テーマ目次と室内楽(バイオリンとチェロ)の最後の巻がありません。

 この二つの巻は年間セット27(1877)に入っているのでしょうか。綴じ込みにはその記録がありません。「フーガの技法」と「コラール前奏曲」もそこに入っているのでしょうか。その他にはなくなってはいないと思いますが…

 この年の分5ターレルと、もし請求されたらその前の5ターレルも払って、直ちにこちらに送って頂けないでしょうか。

 どうかお怒りにならないでください。また奥さんと「ミス」にはお手紙にこんな返事でお怒りかと思いますが、よろしくお願いします。

 しかし、私はまもなく聖金曜日にハンブルクで私のレクイエムを指揮しなければいけません。帰る途中でお宅に立ち寄りたいと思っています。

 イースターに小旅行というのはいかがですか。ワイマールとイェナで二、三日過ごしたいのですが。私と一緒に二、三日のんびりと散策されたら、さぞかし楽しいでしょうし、フンボルト・シュトラーセは帰りには寄れるわけですから、この方がずっと良いでしょう。

 ご返事をお願いします。

あなたのJ.ブラームスより



(1) ブラームスはメゾフォルテ効果に格別な愛着があった。

(2) ブライトコフ・ヘルテルが出版したバッハの権威ある定本。

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