ヘ短調作品34

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ロマンス -- ポー

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「今日の詩」の選者はポーの「ロマンス」を送ってきた。ロマンスとは話者が名付けたインコの名前であり、話者の恋愛体験の詩ではない。以前に彼の伝記を読んでしまったので、こう解釈した。ポーは借金に追われて書きまくり、過労で人生を終えた人である。原稿の締め切りを忘れてのんびりと鳥を眺めていたい。私はそう解釈してしまった。この真偽は彼の研究者の本を読めば分かるであろう。


Romance

Romance, who loves to nod and sing,
With drowsy head and folded wing,
Among the green leaves as they shake
Far down within some shadowy lake,
To me a painted paroquet
Hath been- a most familiar bird-
Taught me my alphabet to say-
To lisp my very earliest word
While in the wild wood I did lie,
A child- with a most knowing eye.

Of late, eternal Condor years
So shake the very Heaven on high
With tumult as they thunder by,
I have no time for idle cares
Through gazing on the unquiet sky.
And when an hour with calmer wings
Its down upon my spirit flings-
That little time with lyre and rhyme
To while away- forbidden things!
My heart would feel to be a crime
Unless it trembled with the strings.

Edgar Allan Poe.


ロマンス

ロマンスは眠そうな顔で
翼をすぼめ気よく頷いて
暗い湖はるかに葉を撒く
緑の木陰の中から歌う。
色鮮やかなインコは
一番仲良しの鳥、僕に言葉の
発音の初歩を教えてくれた。
僕は森に寝そべりながら
知ったかぶりする子供だった。

最近のコンドルの歳月
高き空は鳴り響く騒動で
大きく揺れ動き
不穏な空を見つめながら
愛しむ暇が僕にはない。
一時間でも翼を休め
羽が僕の心に落ち
竪琴を鳴らし、韻を思える時間を
無為に過ごすのは厳禁なのだ!
心が弦と揺れなければ
罪だと僕は感じてしまう。

ポー

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今日のドイツの詩は、シュタットラーの詩「きらめくツタの葉」である。ウィキペディア・ドイツによれば、シュタットラーは文学における表現主義運動の代表絵的存在だったという。没年はトラークルと同じ1914年。はたして彼は「地上から戦争を一切無くすための最後の戦争」で一兵士としてベルギーで戦死したのである。大学で教職を得たばかりだった。

シュタットラーの詩は幻想的で、異教的と思われる都市の夏の光景を描いている。カンマがあって欲しいところに無くて困った。カンマやピリオドが無い詩はシュール・レアリストの詩で読んだことはある。むせ返るような暑さと眩暈しい光と匂いを表現する手法なのか、私の語学力の不足による誤訳なのか?


Die Efeulauben flimmern

Der Sommermittag lastet auf den wei??en
Terrassen und den schlanken Marmortreppen
die Gitter und die goldnen Kuppeln glei??en
leis knirscht der Kies. Vom m??den Garten schleppen
sich Rosend??fte her - wo l??ngs der Hecken
der schlaffe Wind entschlief in roten Matten
und geisternd strahlen zwischen Laubverstecken
die G??tterbilder ??ber laue Schatten.
Die Efeulauben flimmern. Schw??ne wiegen
und spiegeln sich in grundlos gr??nen Weihern
und gro??e fremde Sonnenfalter fliegen
traumhaft und schillernd zwischen D??fteschleiern.

Stadler, Ernst (1883-1914)


きらめくツタの葉

夏の真昼がのしかかる
白きテラスと細き石段
きらめく格子と金色のドーム
きしむ玉砂利。疲れた庭から
引きずられたバラの匂い − 生垣に沿い
赤き絨毯にまどろむゆるい微風と
葉影から亡霊のごとく生暖かき影を
照らす神々の像。
きらめくツタの葉。底なしの緑の沼に写る
揺れ動く白鳥の姿と
夢のように、かすみに光り輝き飛ぶ
初めて見る大きな蝶。

シュッタットラー

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126.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ

[ウィーン、1883年11月29日]

 親愛なる奥様

 私の最高の感謝をお受けください。お約束の小包が到着するのを待って、大きな便箋に感謝を繰り返したいと思います。できるならば、できるときに(1)、私は喜んで私の謙譲交響曲(2)を送るものであります。あなたの理屈が私に影響を与えたわけではありません。――まったく逆です。あなたはたちどころに理解するでありましょう。

いつもあなたのJ.Br.より



(1) 前の書簡に対する抗議。

(2) 「謙譲」。以前にフラウ・フォン・ヘルツォーゲンベルクの言葉に理屈を言ったことにふれ、期待を冷ます目的がある。

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