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「今日の詩」はキーツの古典的な牧歌調の詩である。風光明媚なデヴォンシャーに舞台を設定し、風景や産物を賛美し、羊飼いの彼女をおデートに誘う。まさに牧歌の型にはまった詩である。ここでは彼の死の陰りはまったくみられないし、舞台はイギリスであるが、どこで、いつ詩作されたかは私には不明である。最晩年のイタリアでの療養中の作かもしれない。 伝統的な内容であるが、偶数行のみに脚韻があり、比較的自由な構造であると見受けた。絵はゴヤの「乳絞りの娘」である。 Where Be Ye Going, You Devon Maid? Where be ye going, you Devon maid? And what have ye there i' the basket? Ye tight little fairy, just fresh from the dairy, Will ye give me some cream if I ask it? I love your meads, and I love your flowers, And I love your junkets mainly, But 'hind the door, I love kissing more, O look not so disdainly! I love your hills, and I love your dales, And I love your flocks a-bleating; But O, on the heather to lie together, With both our hearts a-beating! I'll put your basket all safe in a nook, Your shawl I'll hang up on this willow, And we will sigh in the daisy's eye, And kiss on a grass-green pillow. John Keats デボンの娘さん何処へ行くの? デボンの娘さん何処へ行くの? 籠に何を入れているの? 親切な娘さん、新鮮なクリーム 僕がお願いしたら下さるかい? 僕は君の蜜や花が大好き 君のジャンケットは大好物だけど 扉を閉めてキスができたらもっと素敵 そんな嫌な顔をしないで! 君がいる谷や丘が大好きだよ メーと鳴く羊も大好きさ。 ヒースの野に腰を下ろし 心臓が鳴るのを聞こうよ! 僕は君の籠は隅っこにおき 柳の木にショールを掛けよう。 デイジーの花芯に見とれ 緑の枕でキスしようよ。 キーツ
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2008年01月22日
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259.ブラームスからヘルツォーゲンベルクへ [ウィーン、1891年4月29日] ...もし私が大昔に手紙書きを止めてさえいなかったら、私はシュピッタに長文の手紙を書き、レクイエム(1)の大変好意的な評価と今私が夢中になっているシュッツの最終巻の件で、彼に感謝の意を表したでしょう。これだけは伝えていただきたいのですが、心からの感謝の念で彼の勤勉と学識の果実を評価している人物は私以外にはいません。 いつもの混乱した二つの音符記号{楽譜挿入}と{楽譜挿入}(2)にかんする私の嘆きは今回緩和されました。音律のいくつかは読解可能な和音の位置に、第七曲を三個のシャープに移調する等の可能性があるからです。 この返事を下さるときには、最愛の奥さんの健康問題に多くふれてください。彼女に直接伺うわけにはいきません。――ではよろしく。 あなたのJ.Br.より (1)シュピッタはヘルツォーゲンベルクのレクイエムを「死者のためのミサ曲 Musikalische Seelenmessen 」に関する歴史的に重要な論文の根拠とし、後に彼の著書 Zur Musik (Paetel) に収録した。 (2)シュピッタはハインリッヒ・シュッツ(Heinrich Sch??tz, 1585−1672)の 作品の編集において、原典どおりの音部記号を残し、総譜を読みにくくしていた。ブラームスはこのソプラノ記号、アルト記号、テノール記号を推奨していた が、上記のメゾ・ソプラノとバリトンの記号を旧式であるとして嫌った。「旧いものへのこだわり」と彼が呼ぶものと「音楽的必然性」を峻別した。4つの音部記号がブラームスにとっては明瞭であり、彼は、一般に便利だとする彼の出版者に対してもそうすべきだと主張している。
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



