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ベリー公のいとも豪華なる時祷書(Les Tr??s Riches Heures du Duc de Berry)をすらすら解読する。これが退職後の私の目標であった。この目標は達成されることはない事だけは重々承知している。だが祈祷書の一部は聖書を参照すればラテン語の字を解読するのは可能かもしれない。目下の目標は字の認識である。今日紹介する祈祷文は旧約聖書の詩篇41である。なぜこの詩を最初にもってきたかというと、メンデルスゾーンがこの詩を合唱曲にしていて記憶にあったからである。聖ヒエロニムスが訳したとされる uulgata 聖書と照らし合わせて解読した。まず第一節である。 全く素人の私が解説するのはおこがましいが、思いつくままに注意すべき点は 1.ローマ字表記が一種類ではないことである。 今回も s の表記が二種類ある。これは何故か私にはまだ分かってはいない。字幅を節約するためか、ライプニッツの積分記号のような字が使われている。慣れるまでは∫で代用することにする。 またaもまた二種類ある。 2.i の上の点が工夫されたのは後世のことである。これが無いので大変である。 3.e c の違いが分かり難い。 4.m が in ni m か判読しがたい。ただ良く見ると m の下部の最初と次の縦棒には矢印のようなものが確認される。i や n には矢印がない。 5.省略記号らしきものがある。これを ~ ^ で表記した。この記号は自明であるための省略か、特定の文字の代用なのか今の所よく分かっていない。 6.筆記体と活字体とが混在しているように見える。 7.子音文字と母音文字がくっついているので他の文字と認識されやすい。 8.t と c の違いは要注意である。 Quemadmodu~ de∫iderat cervu^ ad fontes aquarum: ita de∫iderat anima me a ad te deus meus 私のソフトでは次のようになっている。 quemadmodum desiderat cervus ad fontes aquarum ita desiderat anima mea ad te Deus quemadmodum ように desiderat 欲する cervus 鹿が ad に向かい fontes 泉に aquarum 水の ita ? deesiderat 欲する anima 魂は mea 我が ad に向かい te 汝に Deus 神よ meus 我が 鹿が水の泉を欲するように
神よ、我が魂は汝を欲します。 |
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2008年02月25日
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