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「今日の詩」の選者が昨日送ってきたワーズワスの “She Dwelt Among Untrodden Ways” である。邦題は「あの娘がいたダヴ川の」にした。「あの娘」の名前はルーシーであることが明かされる。ルーシーといえば実在した女性なのか自然そのものか判然としないが、すでにこのブログでもルーシー・グレイで紹介した。野性の中で生きた少女の追憶を出来るだけ簡潔にとは言っても言語体系が違うので直訳できないので困った。 She Dwelt Among Untrodden Ways She dwelt among the untrodden ways Beside the springs of Dove, Maid whom there were none to praise And very few to love: A violet by a mossy tone Half hidden from the eye! -- Fair as a star, when only one Is shining in the sky. She lived unknown, and few could know When Lucy ceased to be; But she is in her grave, and, oh, The difference to me! William Wordsworth. あの娘がいたダヴ川の あの娘がいたダヴ川の 獣も通わぬ泉のほとり この娘をほめる人とて 好きな人とてなかった。 人目につくこともなく コケによりそうスミレ! ― 夜空にポツンと輝き だから美しい星のよう。 ひっそり生きていたが いつか娘はいなかった。 娘は今や墓の中、ああ 私には大違いなのだ! ワーズワス
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274.ブラームスからヘルツォーゲンベルクへ [イシュル]1895年8月8日 親愛なる友へ 今回私は大喜びで小包(1)クラリネットとピアノのためのソナタ、作品120。を開けました。先ず、エンゲルマンからは、あなたが目を悪くしてグラーツにいると聞いておりましたからです。この手紙は家から送られており、心待ちにしたあなたの筆跡ですので、心配は無用 と思ったからです。さらに嬉しかったのは、あなたが困難な人生の最中にアイヒェンドルフ――私たちの青春時代に大変愛された詩神――を忘れていなかったこ とです。 たしかに歌曲は(音楽も歌詞も)哀愁に満ちたものですが、忘れがたい魅力と可憐さの想い出を歌っており、聴いてみて、悲しみに打ちひしがれることはないでしょう。 お元気かどうかお便りを下さい。あなたのような勤勉な方はいつも尋ねられる質問でしょうが。 ではさようなら。ゆっくりと鑑賞する様子を心に描いてください。 J.ブラームスより
(1)ヘルツォーゲンベルクの ソプラノのための「悲しき歌(Elegische Ges??nge )、アイヒェンドルフ詩、作品91」。 |

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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



