ヘ短調作品34

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Fragment 10: The Three Sorts of Friends

コールリッジが新語を二つ追加してくれたおかげで合計三つの「英単語」に新日本語を創作しなければならなくなった。quaintance(知ること)にもっとも標準的なAc Con Inの接頭要素がついた。漢籍の素養のない私は苦労した。すなわち

Ac quaintance  Con quaintance  In quaintance

の三語である。

以上がSelected Poetry of Samuel Taylor Coleridge (1772-1834)に掲載されているコールリッジの断章10篇である。娘や婿や孫が編集した全集にはまだ多くの断章があると思う。また見つけたら投稿するつもりである。


The Three Sorts of Friends

Though friendships differ endless in degree ,
The sorts , methinks, may be reduced to three.
Ac quaintance many, and Con quaintance few;
But for In quaintance I know only two―
The friend I've mourned with, and the maid I woo!

Samuel Taylor Coleridge (1772-1834)


断章十:三種類の友人

友情の程度には限りなく違いがあるが
種類は三通りになると思う。
遇知人は多い、共知人はわずか
内知人は二人だけである――
亡くなった友人と求婚中のメイド!

サムエル・タイラー・コールリッジ (1772-1834)

上の絵はコールリッジの肖像。離婚が成立したわけではないが、メイドに求婚するからにはある程度歳をとったときの肖像がよいだろう。

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この詩はケンブリッジ大学の哲学教授バートランド・ラッセルを描写したものであることはエリオット本人も認めているそうである。

Mr. Apollinax

WHEN Mr. Apollinax visited the United States
His laughter tinkled among the teacups.
I thought of Fragilion, that shy figure among the birch-trees,
And of Priapus in the shrubbery
Gaping at the lady in the swing.
In the palace of Mrs. Phlaccus, at Professor Channing-Cheetah’s
He laughed like an irresponsible foetus.
His laughter was submarine and profound
Like the old man of the sea’s
Hidden under coral islands
Where worried bodies of drowned men drift down in the green silence,
Dropping from fingers of surf.
I looked for the head of Mr. Apollinax rolling under a chair
Or grinning over a screen
With seaweed in its hair.
I heard the beat of centaur’s hoofs over the hard turf
As his dry and passionate talk devoured the afternoon.
“He is a charming man”―“But after all what did he mean?”―
“His pointed ears... He must be unbalanced,”―
“There was something he said that I might have challenged.”
Of dowager Mrs. Phlaccus, and Professor and Mrs. Cheetah
I remember a slice of lemon, and a bitten macaroon.

T.S. Eliot 1888-1965


ミスター・アポリナックス

ミスター・アポリナックスのアメリカ訪問のこと
彼が笑うとティー・カップがチリンチリンと鳴った。
これで僕が連想するのは、カバの木々の中で恥ずかしそうなフラギロンと
ブランコのご婦人を生垣で
口をポカンとあけているプリアパス
フラックス夫人の屋敷やチャニング・チータ教授宅では
責任能力のない胎児のように笑った。
彼の笑いは海底のように奥深かい。
まるでサンゴの島に身を隠す
海の老人のよう。
この島には波の指から落ちた溺死者の死体が
当惑して緑の静寂に流れ着く。
僕が探したら、ミスター・アポリネックスの頭は椅子の下で揺れ
髪の毛に海草をくっつけて
仕切り越しにニヤリと笑っていた。
彼の乾いた情熱的な講演が午後を食ってしまったとき
僕はケンタウロスの蹄の音に勝るものを聞いた。
「彼は魅力的だ」――「だが何を言っているのかね?」――
「とがった耳」――「バランス感覚がないね」――
フラッカス夫人、チーター教授夫妻についての
「彼の話には若干異議がある」。
僕が覚えているのは一切れのレモンとかじったマカロン。

TSエリオット1888-1965

上の絵はフランシス・ベーコン Francis Baconの画像「頭部」である。

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