ヘ短調作品34

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今日も冷めた目のエミリー。どんな評判の人が現われたのだろうか。預言者あるいは予言そのものだろうか?画期的な新薬かもしれない。

Gathered into the Earth,

Gathered into the Earth,
And out of story -
Gathered to that strange Fame -
That lonesome Glory
That hath no omen here - but Awe –

Emily Dickinson (1830-86)


世界で注目され

世界で注目され
噂話で注目――
遂に妙な名声が――
孤独な栄光
兆候なく――畏敬だけ――

エミリー・ディキンソン(1830-86)


誰かのことを嘲笑しているに違いない。

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私はこれまでエミリ・ディキンスンの愛着した詩形をバラッドと思い込んできた。最近彼女の詩形と類似した例を見かける。今回のジョン・デヴィッドソンもバラッドではないかと思い始めた。共通するのは偶数行の六音節。少し真面目に勉強してみよう。

各詩節の韻の構造はABAB である。


Song

THE boat is chafing at our long delay,
And we must leave too soon
The spicy sea-pinks and the inborne spray,
The tawny sands, the moon.

Keep us, O Thetis, in our western flight!
Watch from thy pearly throne
Our vessel, plunging deeper into night
To reach a land unknown.

John Davidson (1857–1909)




ボートは遅れにいらだっている
すぐにも別れるとしよう
趣あるハマカンザシ、浜育ちのシブキ
黄土色の砂、月。

テティスよ、僕らの西航を守れ!
汝の真珠の玉座より見守れ
船は夜に深く突きすすみ
未知の島にたどりつく。

ジョン・デヴィッドソン(1857–1909)

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