ヘ短調作品34

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最初は興味をそそるが、期待はずれのことが多い。引きこもりのエミリーだから観劇に出かける訳がない。本を読んでみて内容のなさに愕然とした経験があるのだろう。出来の悪い演出のギリシャ神話の英雄イアソンの探検劇に置き換えている。彼女らしい設定である。

偶数行はかろうじて彼女の「韻」が踏まれている。偶数行の二歩格(4音節)は効果的だと思う。二歩格の弱強格で軽い失望を、強弱格で憤慨の気分を簡潔に表している。


Finding is the first Act

Finding is the first Act
The second, loss,
Third, Expedition for
The "Golden Fleece"
Fourth, no Discovery ―
Fifth, no Crew ―
Finally, no Golden Fleece ―
Jason ― sham ― too

Emily Dickinson (1830-86)


拾い物の第一幕

拾い物の第一幕
第二幕、紛失
第三幕、「金羊毛」を
求めて
第四幕、発見なし――
第五幕、乗員なし――
終幕、金羊毛なし――
ジェイスンも――インチキ

エミリー・ディキンソン(1830-86)

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どの記事をみても、ユージン・オニールを詩人と紹介していない。今日の詩も彼の珍品であるが、仁義に生きる街の不良少年の物語。彼の得意なテーマであろう。この種の物語特有の英語は「リーダーズ・プラス」の縄張りでる。何度も引いたが、まだ見落とした箇所があるかもい知れない。

偶数行で韻を踏み、語り物の詩に相応しい形式だが、標準的なバラッド形式ではない。何と呼ぶのか。


A Regular Sort of a Guy

He fights where the fighting is thickest
And keeps his high honor clean;
From finish to start, he is sturdy of heart,
Shunning the petty and mean;
With his friends in their travail and sorrow,
He is ever there to stand by,
And hark to their plea, for they all know that he
Is a regular sort of a guy.

He cheers up the sinner repentant
And sets him again on his feet;
He is there with a slap, and a pat on the back,
For the lowliest bum on the street;
He smiles when the going is hardest,
With a spirit no money can buy;
And take it from me, we all love him 'cause he
Is a regular sort of a guy.

I don't care for the praise of the nations,
Or a niche in the great hall of fame,
Or that posterity should remember me
When my dust and the dust are the same;
But my soul will be glad if my friends say
As they turn from my bier with a sigh
"Though he left no great name, yet he played out the game
Like a regular sort of a guy."

Eugene O’Neil (1888-1953)


本物の男

奴は大勢の喧嘩になれば殴り合い
 自分の名誉は汚さない。
喧嘩が終れば奴の精神は健全
 ケチな野郎とは付き合わない。
苦労で悲しむ友人がいれば
 そこへ出向いて親身になり
連中の言い分を聞く、みなは知っている
奴は本物の男だと。

奴は悔いる罪人を励まし
 そいつを立ち上がらせる。
一発平手打ちのあと、背中をポンと叩く
 たとえ街の最低の下司野郎でも。
成り行き悪くても奴は笑っている
 金じゃあ買えない根性と
「俺を信じろよ」の一言、俺たちは奴に惚れる
 奴が本物の男だからさ。

俺はお国からお褒めをもらう気もない
 名誉の殿堂の片隅におさまる気もない
後世の人も俺のことを思い出すだろうよ
 俺の塵がそこらの塵と混じったらな。
だがダチ公たちが俺の棺桶から離れるとき
ため息してこう言ってくれたら嬉しいのさ
「奴は名前こそ残さなかったけれど、ちゃんと勝負をした
本物の男だったよ」

ユージン・オニール(1888-1953)

上の写真はウィキから拝借したFightingの写真である。2009年製作とあるから、著作権を侵害しているような気分であるが、「宣伝に一役」と言い逃れるとしよう。ニュヨークの不良の話らしい。

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