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李白の「黄鶴樓送孟浩然之廣陵」の独訳である。七言絶句を七音節の四行詩にしてみたが、やはり窮屈で舌足らず。李白には申し訳ないが、同じ内容で一音節緩和してみた。八音節だと楽になるが、思い切って西欧の詩にある十音節(五歩格)を実験的に採用してみた。これで接続詞や名詞を入れることができるし、他の用語で置き換えることも可能になった。情報の欠落は少なくなった。 黄鶴樓送孟浩然之廣陵 故人西辭黄鶴樓 煙花三月下揚州 孤帆遠影碧空盡 惟見長江天際流 李白 故人西のかた 黄鶴楼を辞し 烟花三月 揚州に下る 孤帆の遠影 碧空に尽き 唯見る 長江の天際に流るるを 独訳 Die Gelbe Kranichpagode Der frischer Wind segne seine Flussfahrt Gemütliche in März zum Ankerplatz. Ah! der Himmel an das Wasser rührt zart! Wonach sein Boot gleitet ohne Absatz. Li Po 黄鶴樓 快適な三月 新鮮な風は 彼の停泊地までの川旅を祝福する。 休まず彼の船が滑り行く所で ああ天は水にそっと触れる! 李白
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2009年04月12日
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シェリーの断片をウェッブから拾い集めたが、目に付いたものは出尽くしたようだ。今後とも短い詩は興味深いので発見しだい訳してみたい。この単純な詩は履歴がよく分からない。習作なのか、書いてみたものの発表をためらって遺作となったのか。巣を持った女性は最初の奥さんなのか、二番目の奥さんなのか。 注意していたわけではないが、今日始めて気付いた。韻の構造は各詩節 ABABCDCDであり、一行の歩格は 34343434 となっている。 When the lamp is shattered When the lamp is shattered The light in the dust lies dead - When the cloud is scattered, The rainbow's glory is shed. When the lute is broken, Sweet tones are remembered not; When the lips have spoken, Loved accents are soon forgot. As music and splendour Survive not the lamp and the lute, The heart's echoes render No song when the spirit is mute - No song but sad dirges, Like the wind through a ruined cell, Or the mournful surges That ring the dead seaman's knell. When hearts have once mingled, Love first leaves the well-built nest; The weak one is singled To endure what it once possessed. O Love! who bewailest The frailty of all things here, Why choose you the frailest For your cradle, your home, and your bier? Its passions will rock thee, As the storms rock the ravens on high; Bright reason will mock thee, Like the sun from a wintry sky. From thy nest every rafter Will rot, and thine eagle home Leave thee naked to laughter, When leaves fall and cold winds come. Percy Shelly 1792 – 1822 ランプが割れると ランプが割れると 光は消えてしまう―― 雲が散らばると 虹は輝きを失う。 リュートの調子が狂うと 良い音色も思い出せない。 唇で表現すると 好きな口調もすぐ忘れる。 音楽も光景も リュートやランプより短命 気分が沈んでいると 心が歌に響かない―― 風が壊れた地下室を抜けるよう 響くのは悲しい歌だけ 船乗りが死に弔鐘が鳴ると 湧き上がる哀悼の意。 心と心が一度寄り合うと 愛は頑丈な巣を後にする。 巣にある物に耐えるに 選ばれるのは弱い心。 脆弱なるものに 悲嘆にくれる愛よ! 何ゆえに汝は脆弱な ゆり籠、住居、棺を選ぶ? 情熱は汝を揺さぶる。 明晰なる理性は冬空の太陽 汝をあざ笑うのみ。 汝の巣を被う枝は朽ち行き 葉が落ち寒い風が来ると 同居する汝の鷲は 笑って裸の汝を置き去る。 シェリー 1792 – 1822
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



