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キプリングの兵舎のバラードの一編。古代ギリシャの元祖シンガー・ソングライターのホメロスが竪琴を壊して引退する頃には模倣者が続出した。彼は著作権を督促して回った。だが著作権を払った吟遊詩人は大衆から一向に受けない。この話はイリアッドの有名な逸話なのかどうか確かめられなかった。 いずれにしても下層階級出身の兵士の激しいコクニー訛りが面白い。単語の先頭の h,t 音は飛ばされるし、know の過去形が knowed にもなるのは始めて聞いた。いつもながらキプリングの詩はコクニー訛りの勉強になる。 When 'Omer Smote 'Is Bloomin' Lyre When 'Omer smote 'is bloomin' lyre He'd heard men sing on land and sea, An' what he thought 'e might require 'E went and took--the same as me! The market-girls and fishermen The shepherds and' the sailors too They 'eard old songs turn up again But kep' it quiet--same as you! They knew 'e stole; 'e knew they knowed They didn't tell, nor make a fuss But winked at 'Omer down the road An' 'e winked back--the same as us. Rudyard Kipling ホメロスが竪琴を絶った時には ホメロスが今や盛りの竪琴を断った時には 彼はいたるところで歌われているのを聞く 彼の自作だから彼は金を請求して当然 ホメロスは取ってきた ― 俺みたいに! 市場の女の子も漁師も 羊飼いも船乗りも 懐かしい歌を聞いたが 沸きはしない ― お前さんみたいに! 歌手は盗作がばれたことを知った。 みなは何も言わず、騒ぎ立てもしないで 道端のホメロスにウィンクする そしたら彼もウィンク ― わしらにするように! キプリング
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2009年05月18日
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



