ヘ短調作品34

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ウィリアム・モリスは “I am” で始まる短い詩を書いている。「フローラ」「ポモナ」も、作詩は彼のプロジェクトの工程の一部だった。今日の詩はよく似た形式である。ひょっとしたらこの詩を埋め込んだ工芸品があるのかもと思ったが、そのような記事は見つからなかった。だがモリスのこの種の詩はカードなどに書き添えても良い内容である。

今日の詩の形式は七音節の詩である。奇数音節の英詩は強弱格を狙っている場合が多い。英語の韻文詩では最終音節の母音が一致していても韻は合格ではない。両者が強調されている必要がある。一番簡単な方法は最後を単音節の語で締めくくることである。算術的な理由から奇数行の弱強格はありえない。それ以外にも格は存在するが、強弱格は候補者である。

第三行と第四行の脚韻は成立しているとは言いがたいが、最初の二行は強弱格で朗読することができる。僕は惰眠を貪る冬ではない、と気色ばんだモリスの調子が表現できる。


Winter

I am Winter, that do keep
Longing safe amidst of sleep:
Who shall say if I were dead
What should be remembered?

William Morris (1834-1896)



僕は冬、安らぎを望み
眠り続けている:
誰が言う、僕が死ねば
何も記憶されない?

ウィリアム・モリス(1834-1896)

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