ヘ短調作品34

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「真夜中の霧」で思索に耽るサムエル・テイラー・コールリッジのそばで寝息を立てていた長男のハートレイ。彼はコールリッジ家のみならず、湖畔詩人のコミュニティの期待の星であった。ハートレイは都会の喧騒から離れた大自然の中で順調な幼年時代をすごした。彼のその後の人生は湖畔詩人たちの期待を裏切るものであった。それでも彼はワーズワスから学んだ詩の技法を駆使した美しいソネットを書き、いまだに愛好されている。

自然を散策するハートレイは友人と遊んだ頃の自然との違いに気付く。友人と一緒のときには楽しいせせらぎの音が聞こえた。今では小川はハートレイ以外の人に声をかける。ハートレイは喪失感に襲われる。

彼の五歩格のソネットの構造は
ABBA, ABBA, CDDC, DC
である。

この詩は詩行の最終音節が強勢である男性韻(masculine rhyme)と最終音節が強勢されない女性韻(feminine rhyme)の説明の教材になる。14行の詩で男性韻が7、女性韻が7となっている。すなわち

男性韻
rills hills wills kills me see eternity

女性韻
noted floated devoted doted treasure measure pleasure


FRIENDSHIP

WHEN we were idlers with the loitering rills,
The need of human love we little noted:
Our love was nature; and the peace that floated
On the white mist, and dwelt upon the hills,

To sweet accord subdued our wayward wills:
One soul was ours, one mind, one heart devoted,
That, wisely doting, ask'd not why it doted,
And ours the unknown joy, which knowing kills.

But now I find how dear thou wert to me;
That man is more than half of nature's treasure,
Of that fair beauty which no eye can see,
Of that sweet music which no ear can measure;

And now the streams may sing for others' pleasure,
The hills sleep on in their eternity.

Hartley Coleridge (1796-1849)


友情

僕たちが小川に沿い散策していて
人の愛情が必要とは気付かなかった。
僕たちの恋人は「自然」だった。白い霧に漂い
丘の上に憩をとる平安で

僕たちの放縦な心も和んだものだ。
僕たちの魂は一つ、一つの精神、敬虔な一つの心だった。
恋に耽っても溺れず、その訳を問わず。
無知が僕たちの密かな喜びだった。

やっと気付いたが、君は僕にとり
自然の宝の半ば以上の価値があり
誰も目にしないほど美しく
誰も耳にしないほど優しかった。

小川は今では僕に歌いかけず
丘は永遠に眠り続けるようだ。

ハートレイ・コールリッジ(1796-1849)

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