ヘ短調作品34

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Lightly stepped a yellow star [1672]

Lightly stepped a yellow star
To its lofty place —
Loosed the Moon her silver hat
From her lustral Face —
All of Evening softly lit
As an Astral Hall —
Father, I observed to Heaven,
You are punctual.

Emily Dickinson (1830-1886)

金色の星がひとつ

金色の星がひとつ
高い位置に進み出た――
月は清らかな顔から
銀色の帽子をゆるめた――
全員が夕暮れに光り
星の殿堂のよう――
私は空を見つめましたが
お父さま、あなたは几帳面。

エミリー・ディキンソン(1830-1886)

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Nature can do no more [1673]

Nature can do no more
She has fulfilled her Dyes
Whatever Flower fail to come
Of other Summer days
Her crescent reimburse
If other Summers be
Nature's imposing negative
Nulls opportunity —

Emily Dickinson (1830-18869)

自然はもうどうしようもない

自然はもうどうしようもない
すぎさった夏の日に
どんな花がおくれたとしても
彼女は「染色」をもうすませた
すぎさった夏に、自然が
大いなる自制をしたならば
けちな払い戻しはこれからの
楽しみを台無しにするもの――

エミリー・ディキンソン(1830-18869)

* 秋になってからも、貧相な「夏」が顔を出すことがあるが、夏が大好きのエミリーにも、そんなのは気にいらない。

* 秋になり、自然は夏におくれた花をいまさら咲かすこともできない。夏が貧弱だったのは、秋のために夏に精力を抑えたのである。けちな「夏」がやってくるより、華麗な「秋」を期待したい。彼女は「小春日和(Indian summer)」も評価しない。

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