ヘ短調作品34

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Funny — to be a Century [345]

Funny — to be a Century —
And see the People — going by —
I — should die of the Oddity —
But then — I'm not so staid — as He —

He keeps His Secrets safely — very —
Were He to tell — extremely sorry
This Bashful Globe of Ours would be —
So dainty of Publicity —

Emily Dickinson (1830-86)

「世紀」になって――通行人を眺めたら――

「世紀」になって――通行人を眺めたら――
愉快だろうな――
私はビックリ仰天するはず――
私は彼ほどお硬くないけど――

彼ならきちんと秘密を守る――――
その彼が大変遺憾といったなら
恥ずかしがり屋の地球は――
外見に気を使うだろうに――

エミリー・ディキンソン (1830-86)

* 百年の歴史振り返ると実にあきれることばかり。でも彼女の基本的なスタンスは歴史の傍観者。はたして彼女が言うように地球は恥ずかしがり屋だろうか?

* 韻の構造 [*A*A] [*B*B] [*C*C]

――
by → [i]
――
He → [i:]

――
sorry → y
――
Publicity → y

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We — Bee and I — live by the quaffing [230]

We — Bee and I — live by the quaffing —
'Tisn't all Hock — with us —
Life has its Ale —
But it's many a lay of the Dim Burgundy —
We chant — for cheer — when the Wines — fail —

Do we "get drunk"?
Ask the jolly Clovers!
Do we "beat" our "Wife"?
I — never wed —
Bee — pledges his — in minute flagons —
Dainty — as the trees — on our deft Head —

While runs the Rhine —
He and I — revel —
First — at the vat — and latest at the Vine —
Noon — our last Cup —
"Found dead" — "of Nectar" —
By a humming Coroner —
In a By-Thyme!

Emily Dickinson (1830-86)

俺とハチは――ガブ飲みして過ごす

俺とハチは――ガブ飲みして過ごす
全部が全部ラインの醸造というわけじゃあない――
人生苦ありさ――
暗いブルゴーニュの歌もある――
ワインが切れたら歌ってさわぐのさ――

「酔っているね?」と
陽気なクローバー!
「かみさんがビックリしない?」
俺は独り身さ――
ハチは小瓶の珍味に誓って――
俺らが木のようにしらふだと言い張る――

ライン川は流れ――
奴と俺は浮かれる――
最初は樽のそばで――最後にはブドウ畑で――
昼になり――最後の盃――
「飲みすぎ死体で発見」――
鼻歌交じりで――
非番の検死官!

エミリー・ディキンソン(1830-86)

* 春のミツの香に酔いしれるハチを昼間から飲んだくれ、居酒屋から放り出される呑み助に喩えた詩がある。「発酵していないリキュールを飲んだ」 。生前に発表された数少ない詩の一つとして知られている。今回の詩はこの詩とおなじ趣向である。

* Hock:マイン川沿いのワイン醸造の町Hochheimからイギリスを始め英語圏ではドイツ・ワインの総称になった。「灘の生一本」みたいな感じ。

* Life has its Ale — Life has its Ail —「人生に苦あり」酔っ払っている雰囲気を出すため、Ail(苦)をAle(ビール)に代えた。Ale と Ale のダジャレ。

* Do we "beat" our "Wife"?「かみさんを殴っていない?」「女房を殴る」のは酔いどれの典型的な習性であるが、ショックを与えるという意味かもしれない。「かみさんがビックリしない?」としておいた。もう少し調べる必要あり。

* したがって話者は男性になる。一人称を「俺」にした。彼女の詩では珍しい。

* In a By-Thyme は直訳すれば「傍らの(香辛料になる)タイム」であるが、In a By-Time「非番の」である。タイムでむんむんする香を嗅いでいる「俺ら」を演出している。
Thyme と Time のダジャレ。
* humming Coroner鼻歌交じりの検視官もハチであろう。

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