ヘ短調作品34

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大昔のことになるが、海外出張し、オスカー・ワイルド(Oscar Wilde)の「わがままな巨人(The Selfish Giant)」のアニメを見る機会に恵まれた。英語のヒアリングに苦労していたが、内容を知っているし、動画もあるので楽に聞き取れた。懐かしい思い出である。最近ディキンソンの訳にいささか疲れ気味である。’The Selfish Giant’ が再度見たくなり、YouTube のライブラリーを検索した。上に挿入した動画が出てきた。
 
お馴染みの内容は:巨人が自分の庭園から子供たちを追い出し、庭を壁で覆う。すると庭には春も夏も秋も訪れず、年中凍てつく冬が居座る。その後不思議な子供に(実は幼子イエス)出会う。彼は悟るところあって子供たちを庭に招き入れた。すると庭に花が咲き乱れた。その後、年老いた巨人は幼子イエスに再開する。彼は巨人を自分の庭(天国)に招待する。
 
ナレーションは原文とは違う。アニメの英語を聴き取り、タイピングしたらいいのだが、もうその根性はない。
 
原文の訳文は結城浩氏がウェッブに載せてくださっている。結城浩氏の和題は「わがままな大男」である。
 
原文'The Selfish Giant’も同氏のサイトにある。

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Love — thou art high —
 
Love — thou art high —
I cannot climb thee —
But, were it Two —
Who knows but we —
Taking turns — at the Chimborazo —
Ducal — at last — stand up by thee —
 
Love — thou are deep —
I cannot cross thee —
But, were there Two
Instead of One —
Rower, and Yacht — some sovereign Summer —
Who knows — but we'd reach the Sun?
 
Love — thou are Veiled —
A few — behold thee —
Smile — and alter — and prattle — and die —
Bliss — were an Oddity — without thee —
Nicknamed by God —
Eternity —
 
Emily Dickinson
 

愛よ――汝は高く聳え――

 

愛よ――汝は高く聳え――

私は汝に登頂できない――

だが二人でなら――

孤高のチンボラソに挑戦し――

遂には――汝の隣に――

立つかもしれず――

 

愛よ――汝は奥深く――

私は汝を渡れない――

だが一人でなく――

もう一つあれば――

船乗りと船は――気高い夏の日に――

太陽に達するかもしれず――

 

愛よ――汝はヴェイル纏うが――

笑い――歳を重ね――喋り――死ぬ――

汝を見つめる――存在もある――

至高の喜び――すなわち神に――

名付けられた「永遠」も――

汝が欠けると――なにか変――

 

エミリー・ディキンソン

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